1. はじめに
 不動産情報ライブラリ(以下、本システム)では、Webサービスや研究開発等にご活用いただくため、不動産取引価格情報や地価公示・地価調査、国土数値情報等のデータを公開APIとして提供しています。
 API(Application Programming Interface)とは、システム連携やサービス開発を効率化する技術であり、本システムでは主にWeb開発者やGISエンジニアなどのシステム開発に関わる方の利用を想定しております。
 本システムのAPIを利用することで、不動産や都市計画に関する各種空間情報を取得できます。出力形式はPBFおよびGeoJSONの2種類に対応しており、地図画面への表示やデータ分析など、様々な用途に応じてご活用いただけます。
 また、位置情報を持つAPIではXYZでタイルを指定してデータを取得できます。ただし、すべてのAPIで位置情報を提供しているわけではありません。
■ PBF(バイナリベクトルタイル)形式の特徴
・地図との親和性が高く、スタイルの柔軟性も高いです。また、地図上での図形表示・属性ポップアップ表示が可能です。
・データサイズが小さく高速なデータ転送が可能なため、WebGISページなどにおけるタイルデータの描画に最適です。
GISツール(QGIS/MapLibreなど)へのデータインポートが可能です。
※カラーコードは原典データに定義されていないため、APIでは提供されません。色の設定が必要な場合は、利用時にご自由に設定してください。
■ GeoJSON形式の特徴
・PBFと同様に、地図上での図形表示・属性ポップアップ表示が可能です。
・JSON形式のため、データの加工・分析が可能です。
・JavaScript等での動的スタイル制御(色・選択)が可能です。
GISツール(QGIS/MapLibreなど)へのデータインポートが可能です。
※カラーコードは原典データに定義されていないため、APIでは提供されません。色の設定が必要な場合は、利用時にご自由に設定してください。
■ 活用例
・地図へのポイントの表示
 例)「不動産取引価格情報」のベクターマップ描画
・地図へのジオメトリの表示
 例)用途地域の色分け表示
以下にカラーコードの使用例を示しますが、実際に利用する際はご自由に設定してください。
カラーコード項目名
#FFFFD2第1種住居地域
#FFF1E2第2種住居地域
#DFF1CB第1種高層住居専用地域
#F0FFE1第2種高層住居専用地域
#F0FFFF工業地域
#E1B3FF準工業地域
#FFB3D2商業地域
2. APIの利用方法
 本章では、APIの利用方法について説明します。APIを利用するには、API利用規約に同意のうえ、API利用申請画面で必要事項を入力していただく必要があります。申請後、審査・承認が完了すると、APIキーが発行されます。
 APIキーが発行されましたら、ご自身の開発環境にてAPIが利用できます。APIをご利用の際は、発行されたAPIキーをリクエストヘッダーに設定し、HTTPSでリクエストしてください。なお、CORSエラーの発生を防ぐために、APIリクエストをブラウザから送信しないようご注意ください。
 ここでは、APIを利用するためのコマンドプロンプト、JavaScript、Pythonのサンプルコードをご紹介します。サンプルコードの「{発行されたAPIキー}」、「{API実行するURL} 」は適切な値に置換して実行してください。「{API実行するURL} 」の詳細については、「4.公開API一覧」から遷移可能な個別のAPI操作説明画面にてご確認ください。
・コマンドプロンプトのサンプルコード
curl -H "Ocp-Apim-Subscription-Key:{発行されたAPIキー}" "{API実行するURL}" 
・JavaScriptのサンプルコード(GeoJSONデータ取得用 ※gzip化されたJSONデータにも対応)
Node.js 22.22.0にて動作することを確認しています。
※以下のサンプルコードでPBFデータは出力できません。
const url = "{API実行するURL}";
const subscriptionKey = "{発行されたAPIキー}";

async function fetchData() {
  const response = await fetch(url, {
    method: "GET",
    headers: {
      "Ocp-Apim-Subscription-Key": subscriptionKey
    }
  });

  const data = await response.json();
  console.log(JSON.stringify(data));
}
fetchData();
・Pythonのサンプルコード(GeoJSONデータ取得用 ※gzip化されたJSONデータにも対応)
Python 3.13.2にて動作することを確認しています。
※以下のサンプルコードでPBFデータは出力できません。
import urllib.request
import json

url = "{API実行するURL}" 
subscription_key = "{発行されたAPIキー}" 

req = urllib.request.Request(url)
req.add_header("Ocp-Apim-Subscription-Key", subscription_key)

with urllib.request.urlopen(req) as response:
  data = response.read()

  encoding = (response.headers.get("Content-Encoding") or "").lower()
  if "gzip" in encoding:
      data = gzip.decompress(data)

  print(json.loads(data))
3. API利用に関するQ&A
本章では、APIの利用に際して、よくあるご質問を掲載しています。
以下のQ&Aで問題が解決しない場合は、Q&A・問い合わせ画面にて問い合わせください。
Q.1 API利用でエラーが発生した場合はどうすればよいですか?
以下のフローに従ってご対応をお願いします。
Q.2 APIのリクエスト数に制限はありますか?
レスポンス確保の観点から、同一APIキーで基準期間内に多数のリクエストがあった場合には、アクセス制限を設けております。
リクエスト数の明確な上限はありませんが、APIを実行する際は、間隔を空けてリクエストするなど、連続して実行しないようお願いいたします。
Q.3 API利用申請をしましたが、申請されているか確認するにはどうすればよいですか?
API利用申請を受け付けましたら「【不動産情報ライブラリ】API利用申請受付のお知らせ」の件名でメールが送信されます。
メールが届かない場合は再度申請をお願いします。
Q.4 個人利用を法人利用に変更するにはどうすればよいですか?
Q&A・問い合わせ画面にて、以下の内容を入力し、お問い合わせをお願いいたします。
・「お問い合わせの種別」を「API利用(利用申請や停止など)に関して」に設定してください。
・「お問い合わせの内容」に、以下の6点をご記載ください。
 ①個人利用を法人利用に変更する旨
 ②現在のAPIの利用者氏名
 ③現在のAPIの利用者メールアドレス
 ④変更後のAPIの利用者氏名
 ⑤変更後のAPIの利用者メールアドレス
 ⑥法人名・法人番号・法人の所在地を記載してください。
Q.5 APIキーは変更せず、利用者氏名やメールアドレスだけを変更するにはどうすればよいですか?
Q&A・問い合わせ画面にて、以下の内容を入力し、お問い合わせをお願いいたします。
・「お問い合わせの種別」を「API利用(利用申請や停止など)に関して」に設定してください。
・「お問い合わせの内容」に、以下の5点をご記載ください。
 ①利用者氏名・メールアドレスを変更する旨
 ②現在のAPIの利用者氏名
 ③現在のAPIの利用者メールアドレス
 ④変更後のAPIの利用者氏名
 ⑤変更後のAPIの利用者メールアドレス
Q.6 APIキーの利用をやめたいときはどうすればよいですか?
Q&A・問い合わせ画面にて、以下の内容を入力し、お問い合わせをお願いいたします。
・「お問い合わせの種別」を「API利用(利用申請や停止など)に関して」に設定してください。
・「お問い合わせの内容」に、以下の3点をご記載ください。
 ①APIキーの利用を停止する旨
 ②利用者氏名
 ③利用者メールアドレス
Q.7 APIでリクエストした結果、データが無い場合はどのような応答になるのでしょうか?
パラメータでタイルを指定するAPIは、データが無い場合でもHTTPステータス200を返却し、中身は空の配列を返却します。
パラメータでタイルを指定しない以下3つのAPIは、HTTPステータス404を返却します。
・XIT001:不動産価格(取引価格・成約価格)情報取得API
・XIT002:都道府県内市区町村一覧取得API
・XCT001:鑑定評価書情報API
4. 公開API一覧
 本章では、不動産情報ライブラリの公開API一覧を掲載しています。API名のリンクをクリックすると、個別のAPI操作説明画面に遷移できます。なお、不動産情報ライブラリによるデータの更新時期は、トップ画面の「お知らせ」に掲載しております。
IDコンテンツ出典の分類API名コンテンツの出典・整備時期等
XIT001価格情報
不動産取引価格情報
※コンテンツの整備範囲(時期)
 2005年第3四半期(7~9月)以降
成約価格情報
※コンテンツの整備範囲(時期)
 2021年第1四半期(1~3月)以降
XIT002市区町村情報
全国地方公共団体コードに準拠する。
(最新の全国地方公共団体コードのシステムへの反映は新規・再編された自治体に属する不動産取引価格情報の提供時に同期して行われます。そのため、必ずしも最新の全国地方公共団体コードと一致するものではありません。)
XCT001価格情報
地価公示(国土交通省土地鑑定委員会が公示)
※コンテンツの整備範囲(時期)
 鑑定評価書:直近5年分
XPT001価格情報
不動産取引価格情報
※コンテンツの整備範囲(時期)
 2005年第3四半期(7~9月)以降
成約価格情報
※コンテンツの整備範囲(時期)
 2021年第1四半期(1~3月)以降
XPT002価格情報
地価公示(国土交通省土地鑑定委員会が公示)
※コンテンツの整備範囲(時期)
 1995年以降
地価調査(各都道府県で公表)
※コンテンツの整備範囲(時期)
 1997年以降
XKT001都市計画情報
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「都市計画区域」
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「区域区分」
XKT002都市計画情報
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「用途地域」
XKT003都市計画情報
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「立地適正化計画」
XKT004周辺施設情報
国土数値情報「小学校区(令和5年度)」
XKT005周辺施設情報
国土数値情報「中学校区(令和5年度)」
XKT006周辺施設情報
国土数値情報「学校(令和5年度)」
XKT007周辺施設情報
国土数値情報「学校(令和5年度)」及び「福祉施設(令和5年度)」を加工して作成
XKT010周辺施設情報
国土数値情報「医療機関(令和2年度)」
XKT011周辺施設情報
国土数値情報「福祉施設(令和5年度)」
XKT013人口情報等
国土数値情報「250mメッシュ別将来推計人口データ(R6国政局推計)」※令和2年国勢調査に基づくもの
XKT014都市計画情報
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「防火・準防火地域」
XKT015人口情報等
国土数値情報「駅別乗降客数(令和5年度)」
XKT016防災情報
国土数値情報「災害危険区域(令和3年度)」
XKT017周辺施設情報
国土数値情報「文化施設(平成25年度)」を加工して作成
XKT018周辺施設情報
国土数値情報「市町村役場等及び公的集会施設(令和4年度)」
XKT019周辺施設情報
国土数値情報「自然公園地域(平成27年度)」
XKT020地形情報
国土数値情報「大規模盛土造成地(令和5年)」
XKT021防災情報
国土数値情報「地すべり防止区域(令和3年度)」
XKT022防災情報
国土数値情報「急傾斜地崩壊危険区域(令和3年度)」
XKT023都市計画情報
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「地区計画」
XKT024都市計画情報
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「高度利用地区」
XKT025防災情報
国土交通省都市局
XKT026防災情報(API)
国土数値情報「洪水浸水想定区域データ(河川単位)(令和6年度)」
XKT027防災情報(API)
国土数値情報「高潮浸水想定区域(令和6年度)」
XKT028防災情報(API)
国土数値情報「津波浸水想定(令和6年度)」
XKT029防災情報(API)
国土数値情報「土砂災害警戒区域(令和6年度)」
XKT030都市計画情報
都市計画決定GISデータ(令和6年度)「都市計画道路」
XKT031人口情報等
国土数値情報「人口集中地区データ:2020年度(令和2年度)」
XGT001防災情報
国土地理院「指定緊急避難場所」(令和8年3月4日時点)
XST001防災情報
国土調査「(土地履歴調査(説明) GISデータ(一括ダウンロード))」