令和7年1月10日　提出 能登 -1　宅地-1

標準地番号 都道府県 所属分科会名 住所   能登 -1 石川県 石川 氏名  不動産鑑定士　吉村　敏克   TEL.

鑑定評価額 3,080,000 円  １㎡当たりの価格 13,500 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点 令和7年1月1日 (4)鑑定評価日 令和7年1月10日 (6) 路 線 価 [令和6年1月] 路線価又は倍率  円／㎡  1.1 倍  (2)実地調査日 令和6年12月5日 (5)価格の種類 正常価格 倍率種別 (3)鑑定評価の条件 更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標 準 地 ①所在及び地番並 びに「住居表示」等 鳳珠郡能登町字宇出津ト字５５番１ ②地積 　(㎡) 228   (           )  ⑨法令上の規制等 ③形状 ④敷地の利用の現況 ⑤周辺の土地の利用 　の状況 ⑥接面道路の状況 ⑦供給処 　理施設 　状況 ⑧主要な交通施設との接 　近の状況 （都）  (70,200) （その他） 台形 1:2 住宅 Ｗ2 地震による損壊建物 が見られる既成住宅 地域 北5m町道 水道、下水 穴水 32.0km (2) 近 隣 地 域 ①範囲 東    60 ｍ、西    20 ｍ、南    25 ｍ、北    40 ｍ ②標準的使用 戸建住宅地 ③標準的画地の形状等 間口　約　　  12.0 ｍ、奥行　約　　  20.0 ｍ、規模　　       240 ㎡程度、形状　長方形 ④地域的特性 特記 事項 能登町新庁舎に近接する住宅 地域 街 路 基準方位　北　５ｍ 町道 交通 施設 穴水駅北東方 32.0km 法令 規制 （都）  (70,200) ⑤地域要因の将 　来予測 震災から徐々に復興に向かっていくと推察されるが、従来から人口減少が続いていることや、高齢化率が高い水 準で推移していることから、今後の地価動向については不透明である。 (3)最有効使用の判定 戸建住宅地 (4)対象標準地の 　個別的要因 方位　　　　　　　　　　　　　　   0.0 形状　　　　　　　　　　　　　　  -1.0 (5)鑑定評価の手法 　の適用  取引事例比較法  比準価格　　　　　　　     13,500 円／㎡  収益還元法  収益価格　　　　　　　     /      円／㎡  原価法  積算価格　　　　　　　     /      円／㎡  開発法  開発法に  よる価格　　               /      円／㎡ (6)市場の特性 同一需給圏は能登町および周辺市町における住宅地域一帯である。奥能登地区は、能登半島地震により全般的に大きな 被害を受けており、近隣地域やその周辺においても損壊した建物が見られる。また、加賀方面等へ避難した被災者も多 く、人口の流出が顕著に見られる。不動産市場についても目立った需要はなく、停滞感が広がっている。なお、近隣地 域において、９月に起こった能登半島豪雨による大きな被害は見られなかった。 (7)試算価格の調整 　・検証及び鑑定 　評価額の決定の 　理由 取引事例比較法は、標準地と立地条件が類似する住宅地域の事例を採用している。比準価格は市場性に着目して標準地 の経済価値を把握した価格であり、現実の不動産取引市場を反映した実証的な価格と判断する。よって、比準価格を標 準に、代表標準地との均衡に留意の上、標準地の鑑定評価額を上記の通り決定した。なお、市街地周辺部の住宅地域で 賃貸物件は見いだせず、賃貸市場が未成熟であることから、収益還元法については、適用を断念した。 (8) 前 年 公 示 価 格 等 か ら の 検 討 ①■代表標準地　□標準地 ②時点 ③標準化 ④地域要 ⑤個別的 ⑥対象標準地の規準 ⑦ 内 訳 標準化補正 　前年標準地番号 　[　能登 -3                    　] 　修正 　補正 　因の比 　較 　要因の 　比較 　価格 　　　　（円／㎡） 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 画地　　　　   0.0 [前年代表標準地等の価格] 　　　　      9,200 円／㎡ [ 94.8] 100 100 [100.0] 100 [ 64.4] [ 99.0] 100 13,400  ⑧-1対象標準地の検討 ■継続　□新規 前年標準地の価格 　　　　　　     14,500 円／㎡ ⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一 　地点）である場合の検討 □指定基準地　□基準地 指定基準地等番号 　[　                           　] 前年指定基準地等の価格（半年前） 　　　　　　            円／㎡ ⑩ 価 格 形 成 要 因 の 変 動 状 況 [一般的要因] [地域要因] [個別的要因] 奥能登地区は能登半島地震により全般的に大 きな被害を受けており、不動産市場について も大きなダメージを受けている。 能登町は、珠洲市や輪島市と比べると被害は 小さかったものの、近隣地域周辺においては 、損壊した建物も残っている。 個別的要因に変動はない。 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 地域要因の比較 街路　　　　　　  -1.0 交通・接近　　　   0.0 環境　　　　　　 -35.0 行政　　　　　　   0.0 その他　　　　　   0.0 ⑨変動率 年間 半年間 （指定基準地等） -6.9 ％  ％