鑑定評価書

令和7年1月15日　提出
旭 5-2　宅地-1

標準地番号

都道府県

所属分科会名

住所

旭 5-2

千葉県

千葉第７

氏名

不動産鑑定士　杉田　秀樹

TEL.

鑑定評価額

10,100,000 円

１㎡当たりの価格

64,000 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点	令和7年1月1日	(4)鑑定評価日	令和7年1月10日	(6) 路線価	[令和6年1月] 路線価又は倍率	49,000 円／㎡

						倍
(2)実地調査日	令和6年12月5日	(5)価格の種類	正常価格
					倍率種別

(3)鑑定評価の条件	更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標準地	①所在及び地番並びに「住居表示」等	旭市ニ字井戸尻５７８番４外				②地積　(㎡)	158 ( )	⑨法令上の規制等
	③形状	④敷地の利用の現況	⑤周辺の土地の利用　の状況	⑥接面道路の状況	⑦供給処　理施設　状況	⑧主要な交通施設との接　近の状況		（都）近商 (80,200) （その他） (90,200)
	台形 1:1.5	店舗兼住宅ＬＳ2	低層の店舗、事業所等が混在する路線商業地域	南15.6m国道、西側道	水道、下水	旭 710m

(2)
近
隣
地
域

①範囲

東 210 ｍ、西 10 ｍ、南 65 ｍ、北 60 ｍ

②標準的使用

低層店舗事務所併用地

③標準的画地の形状等

間口　約　　 8.8 ｍ、奥行　約　　 12.5 ｍ、規模　　 158 ㎡程度、形状　台形

④地域的特性

特記

事項

特にない。

街

路

１５．６ｍ国道

交通

施設

旭駅北方

710m

法令

規制

（都）近商
(90,200)

⑤地域要因の将
　来予測

店舗、事業所等が建ち並ぶ熟成した国道沿いの路線商業地域。現時点で特に地域要因に変動はなく、今後も現状
を持続するものと予測する。

(3)最有効使用の判定

低層店舗事務所併用地

(4)対象標準地の
　個別的要因

角地　　　　　　　　　　　　　　 +5.0

(5)鑑定評価の手法
　の適用

取引事例比較法

比準価格　　　　　　　 64,000 円／㎡

収益還元法

収益価格　　　　　　　 35,900 円／㎡

原価法

積算価格　　　　　　　 / 円／㎡

開発法

開発法に
よる価格　　 / 円／㎡

(6)市場の特性

同一需給圏は旭市及び隣接市町の商業地域。需要者は地元事業者のほか沿道型店舗を展開する大手・中堅の法人事業者
も想定される。当地域は旭市中心部の交通利便性良好な国道１２６号沿いに在り、東総地域の中心的な路線商業地域と
して発展してきたが、近年は競合する商業施設が国道沿い各所に出店、さらに昨年４月にはイオンタウン旭が開業、顧
客は分散する状況にある。土地取引が少なく取引価格帯の把握は難しいが、㎡当たり６万～７万円程度と見られる。

(7)試算価格の調整
　・検証及び鑑定
　評価額の決定の
　理由

当地域の店舗、事業所等の多くは自用で賃貸市場の成熟度が低く、また低層建物が中心で容積消化率が低い等の要因に
より収益価格は低位に求められたと判断する。これに対し、比準価格は同一需給圏内の類似地域の取引事例から試算さ
れたもので、取引市場の実態を反映した規範性の高い価格といえる。そこで本件では市場性を反映し規範性の高い比準
価格を採用し、収益価格は参考にとどめ、代表標準地価格との均衡も検討の上、鑑定評価額を上記のとおり決定した。

(8)
前
年
公
示
価
格
等
か
ら
の
検
討

①■代表標準地　□標準地

②時点

③標準化

④地域要

⑤個別的

⑥対象標準地の規準

⑦
内
訳

標準化補正

　前年標準地番号
　[　旭 5-1 　]

　修正

　補正

　因の比
　較

　要因の
　比較

　価格
　　　　（円／㎡）

街路　　　　   0.0
交通・接近　   0.0
環境　　　　   0.0
画地　　　　   0.0

[前年代表標準地等の価格]
　　　　 42,600 円／㎡

[100.0]
100

100
[100.0]

100
[ 70.0]

[105.0]
100

63,900

⑧-1対象標準地の検討
■継続　□新規
前年標準地の価格
　　　　　　     64,000 円／㎡
⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一
　地点）である場合の検討
□指定基準地　□基準地
指定基準地等番号
　[　                           　]
前年指定基準地等の価格（半年前）
　　　　　　            円／㎡

⑩
価
格
形
成
要
因
の
変
動
状
況

[一般的要因]

[地域要因]

[個別的要因]

人口微減、世帯数増加の状況の中、駅徒歩圏
内の住宅地域、国道沿いの商業地域は需給が
安定、地価は概ね横ばい。その他の地域では
横ばい～微減。

路線商業地域として熟成しており、特に地域
要因に変動はない。イオンタウン旭開業の影
響は特に見られず、需給関係は安定、地価は
横ばいの状況。

個別的要因に変動はなく、市場性に変化はな
い。

行政　　　　 0.0
その他　　　　　 0.0

地域要因の比較

街路　　　　　　  -5.0
交通・接近　　　   0.0
環境　　　　　　 -27.0
行政　　　　　　  +1.0
その他　　　　　   0.0

⑨変動率

年間

半年間
（指定基準地等）

0.0 ％

％

３　試算価格算定内訳

旭 5-2　宅地-2

(1)比準価格算定内訳

NO	①取引事　例番号	②所在及び地番並びに「住居表示」　等	③取引時　点	④類　型	⑤地積　　　　(㎡)	⑥画地の形状	⑦接面道路の　状況	⑧主要交通施　設の状況	⑨法令上の規制　等
a	２５１０７３９１５ -48	旭市		更地	（　）	ほぼ台形	南10.5m国道、西3.2m、二方路		（都） (60,200)
b	２５１０７３９１５ -33	旭市		更地	（　）	ほぼ整形	北4.5m市道、西6m、角地		（都） (70,200)
c	２５１０７９５１９ -511	匝瑳市		建付地	（　）	ほぼ整形	南東15.4m国道、南西6.8m、角地		（都）準住居 (70,200)
d	２５１０７７５８９ -158	銚子市		建付地	（　）	ほぼ長方形	南14.8m国道、中間画地		（都）２住居 (60,200)
e					（　）

NO	⑩取引価格　　(円／㎡)	⑪事情補　正	⑫時点修　正	⑬建付減価　の補正	⑭標準化　補正	⑮推定価格　　(円／㎡)	⑯地域要因　の比較	⑰標準価格　　(円／㎡)	⑱個別的要因の　比較	⑲査定価格　　(円／㎡)
a	(　 ) 50,007	100 [ 100.0]	[ 100.0] 100	100 [ / ]	100 [ 98.0]	51,028	100 [ 84.0]	60,748	街路　　 0.0 交通・　 0.0 接近環境　　 0.0 画地　　 +5.0 行政　　 0.0 その他　 0.0 　　　[ 105.0] 　　　　 100	63,800
b	(　 ) 41,344	100 [ 100.0]	[ 100.0] 100	100 [ / ]	100 [ 103.0]	40,140	100 [ 66.4]	60,452		63,500
c	(　 ) 48,617	100 [ 100.0]	[ 100.0] 100	100 [ 100.0]	100 [ 103.0]	47,201	100 [ 77.2]	61,141		64,200
d	(　 ) 58,537	100 [ 100.0]	[ 97.4] 100	100 [ 100.0]	100 [ 100.0]	57,015	100 [ 91.2]	62,516		65,600
e	(　 )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]		100 [ ]

NO	ア事情の　内容	イ月率変　動率	ウ標準化補正の内訳			エ地域要因の比較の内訳
a	正常	％／月 0.00	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 -16.0
a	正常	％／月 0.00	画地　　　　 -2.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
b	正常	％／月 0.00	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -9.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 -27.0
b	正常	％／月 0.00	画地　　　　 +3.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
c	正常	％／月 0.00	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 -22.0
c	正常	％／月 0.00	画地　　　　 +3.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -1.0	その他　　　 0.0
d	正常	％／月 -0.20	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -2.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 -5.0
d	正常	％／月 -0.20	画地　　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -2.0	その他　　　 0.0
e		％／月	街路	交通・接近	環境	街路	交通・接近	環境
e		％／月	画地	行政	その他	行政	その他

オ比準価格決定の理由	[比準価格：　 64,000 円／㎡]

旭 5-2　宅地-3

(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由			既成市街地内に所在し、土地の再調達原価の把握が困難なため。
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格

①造成事例番号

②所在及び地番

③素地の取得価格　　　　(円／㎡)	④事情補正	⑤時点修正	⑥素地の補修正後　の価格　　　(円／㎡)	⑦造成工事費　　　(円／㎡)	⑧標準化補正	⑨時点修正	⑩造成工事費の補　修正後の価格　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100			100 [ ]	[ ] 100
⑪付帯費用　　　　(円／㎡)	⑫標準化補正	⑬時点修正	⑭付帯費用の補修　正後の価格　　　(円／㎡)	⑮有効宅地化率で　除した価格　　　(円／㎡)	⑯地域要因の比　較	⑰個別的要因の　比較	⑱再調達原価　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100		（　％）	100 [ ]	[ ] 100

⑲熟成度修正　　　　　　[ ]/100	⑳積算価格　　　　　　円／㎡
内訳

素
地

事情の
内容

月率変動率

造
成
工
事
費

標準化補正

月率変動率

付
帯
費
用

標準化補正

月率変動率

％／月

地域要因の比較

街路　　　　　　

交通・接近　　　

環境　　　　　

行政　　　　　

その他　　　　

(3)収益価格算定内訳

(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由

■ 直接法	①総収益　　　　　（円）	②総費用　　　　　（円）	③純収益　　　　　（円）	④建物に帰属する純　収益　　　　　（円）	⑤土地に帰属する　純収益　　　　　（円）	⑥未収入期間修正　後の純収益　　　　　（円）	⑦還元利回り　　　　　（r-g）
	2,930,061	632,124	2,297,937	2,005,040	292,897	（　0.9489） 277,930	（ 5.0 - 0.1 ） 4.9％
	⑧収益価格	5,672,041 円　　　　（　 35,900 円／㎡）
	⑨収益価格が試算　できなかった場　合その理由
□　収益還元法が適用　　できない場合その　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ

(4)開発法による価格算定内訳

(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない

開発法を適用する
場合の理由

①収入の現価の総和　　　　　（円）	②支出の現価の総和　　　　　（円）	③投下資本収益率　　　　　（％）	④販売単価（住宅）　　　（円／㎡）	⑤分譲可能床面積　　　　　（㎡）	⑥建築工事費　　（円／㎡）	⑦延床面積　　　　（㎡）

⑧開発法による価格	円　　　　（　円／㎡）

　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ

旭 5-2　宅地-4

(3)-2　想定建物の状況
①用　　途	②建築面積　（㎡）	③構造・階層	④延床面積　　（㎡）
店舗・事務所	84.80	Ｓ2	152.00
⑤公法上の規制等

用途地域等	基準建蔽率等	指定容積率	基準容積率等	地積	間口・奥行	前面道路、幅員等
（都）近商	90 ％	200 ％	200 ％	158 ㎡	8.8 m x 12.5 m	前面道路：国道　 15.6 ｍ特定道路までの距離：ｍ

⑥想定建物の概要

１階は店舗、２階は事務所で、いずれもフロアー貸しを想定。

⑦有効率　 100.0 ％
の理由

外階段・外廊下のため。

(3)-3　総収益算出内訳

階層	①用途	②床面積　　　　（㎡）	③有効率（％）	④有効面積　　　　（㎡）	⑤１㎡当たり月額支払賃料　　　　　(円)	⑥月額支払賃料　　　　　(円)	⑦a保証金等(月数)	⑧a保証金等　　(円)
							⑦b権利金等(月数)	⑧b権利金等　　(円)
1～ 1	店舗	76.00	100.0	76.00	1,900	144,400	3.0	433,200
							1.0	144,400
2～ 2	事務所	76.00	100.0	76.00	1,500	114,000	2.0	228,000
							1.0	114,000
～

～

～

計		152.00	100.0	152.00		258,400		661,200
								258,400

⑨年額支払賃料	258,400 円　×　12ヶ月　＝　 3,100,800 円
⑩a共益費（管理費）	円／㎡　×　 152.00 ㎡　×　12ヶ月　＝　 0 円
⑩b共益費（管理費）の算出根拠	賃料に含む。
⑪その他の収入（駐車場使用料等）	円／台　×　台　×　12ヶ月　＋　　＝　円

⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額）

保証金等にて充当。

円

⑬空室等による損失相当額 (⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))	3,100,800 円　　×　　 8.3 ％＋　　　円　　×　　％　＝　　 257,366 円
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬	2,843,434 円
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）	661,200 円　×　　 91.7 ％　　×　　 1.00 ％　＝　 6,063 円
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後）	償却年数（　 3 年）　　運用利回り（　 1.00 ％） 258,400 円　×　　 91.7 ％　　×　　　 0.3400　＝　 80,564 円
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）	円　×　　％　　×　　％　＝　　円
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰	2,930,061 円　　　　（　 18,545 円／㎡）

(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料

NO	①事例番号	②事例の実際　実質賃料　　(円／㎡)	③事情補　正	④時点修　正	⑤標準化　補正	⑥建物格　差修正	⑦地域要　因の比較	⑧基準階　格差修正	⑨査定実質賃料　(円／㎡)	⑩標準地基準階の賃料
a		( )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]		対象基準階の　月額実質賃料　　 1,959 円/㎡　月額支払賃料（　 1,900 円/㎡）　基準階 1 F B
b		( )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]
c		( )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]

旭 5-2　宅地-5

(3)-5　総費用算出内訳
項　目	実額相当額	算　出　根　拠
①修繕費	142,000 円	28,400,000　×　　　　 0.5 ％
②維持管理費	93,024 円	3,100,800　×　　　　 3.0 ％
③公租公課	土地　　　　　　　　　 113,100 円	査定額
	建物　　　　　　　　　 227,200 円	28,400,000　×　　 50.0 ％　×　 16.00 /1000
④損害保険料	28,400 円	28,400,000　×　　　　 0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金	28,400 円	28,400,000　×　　　　 0.10 ％
⑥その他費用	円

⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　 632,124 円　（　　　　　　 4,001 円／㎡）　　（経費率　　 21.6 ％）

(3)-6　基本利率等

①ｒ：基本利率

5.0 ％

⑥ｇ：賃料の変動率

0.1 ％

②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格)

40 ％

⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数

50 年

③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格)

30 ％

⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数

27 年

④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格)

30 ％

⑨ｎc：設備の経済的耐用年数

15 年

⑤ｍ：未収入期間

1.0 年

⑩α：未収入期間を考慮した修正率

0.9489

(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目	査　定　額	算　出　根　拠
①建物等の初期投資額	28,400,000 円	設計監理料率　 178,000 円／㎡　×　 152.00 ㎡　×　(100% ＋　 5.00 ％)
②元利逓増償還率	0.0706	躯体部分　　　　　　　仕上部分　　　　　　設備部分　 0.0539 ×　 40 ％　＋　0.0676 × 30 ％　＋ 0.0958 ×　 30 ％
③建物等に帰属する純収益　　　　　　　　①×②	2,005,040 円（　　　　　 12,690 円／㎡）

(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益	2,930,061 円
②総費用	632,124 円
③純収益　①－②	2,297,937 円
④建物等に帰属する純収益	2,005,040 円
⑤土地に帰属する純収益　③－④	292,897 円
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益　　　　　⑤×α	277,930 円　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1,759 円／㎡）

(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　 4.9 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 5,672,041 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 35,900 円／㎡）

４　不動産ＩＤ

旭 5-2　宅地-7

NO	所在及び地番	不動産ＩＤ
1	旭市ニ字井戸尻５７８番４	0405000073422-0000
2	旭市ニ字井戸尻５８１番３	0405000073450-0000
3	旭市ニ字井戸尻５８１番４	0405000073451-0000
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50

備考

別記様式第一

鑑定評価書（令和 7 年地価公示）

令和7年1月14日　提出
旭 5-2　宅地-1

標準地番号

都道府県

所属分科会名

住所

旭 5-2

千葉県

千葉第７

氏名

不動産鑑定士　柳堀　文彦

TEL.

鑑定評価額

10,100,000 円

１㎡当たりの価格

64,000 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点	令和7年1月1日	(4)鑑定評価日	令和7年1月10日	(6) 路線価	[令和6年1月] 路線価又は倍率	49,000 円／㎡

						倍
(2)実地調査日	令和6年12月7日	(5)価格の種類	正常価格
					倍率種別

(3)鑑定評価の条件	更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標準地	①所在及び地番並びに「住居表示」等	旭市ニ字井戸尻５７８番４外				②地積　(㎡)	158 ( )	⑨法令上の規制等
	③形状	④敷地の利用の現況	⑤周辺の土地の利用　の状況	⑥接面道路の状況	⑦供給処　理施設　状況	⑧主要な交通施設との接　近の状況		（都）近商 (80,200) （その他） (90,200)
	台形 1:1.5	店舗兼住宅ＬＳ2	低層の店舗、事業所等が混在する路線商業地域	南15.6m国道、西側道	水道、下水	旭 710m

(2)
近
隣
地
域

①範囲

東 210 ｍ、西 10 ｍ、南 65 ｍ、北 60 ｍ

②標準的使用

低層店舗事務所併用地

③標準的画地の形状等

間口　約　　 8.8 ｍ、奥行　約　　 12.5 ｍ、規模　　 158 ㎡程度、形状　台形

④地域的特性

特記

事項

特にない

街

路

１５．６ｍ国道

交通

施設

旭駅北方

710m

法令

規制

（都）近商
(90,200)

⑤地域要因の将
　来予測

低層店舗が建ち並ぶ路線商業地域として熟成度が高く、特段の地域要因の変化は認められないため、今後も現状
の用途を維持するものと予測。需給バランスは概ね均衡を得ており、地価は横這い傾向で推移するものと予測。

(3)最有効使用の判定

低層店舗事務所併用地

(4)対象標準地の
　個別的要因

角地　　　　　　　　　　　　　　 +5.0

(5)鑑定評価の手法
　の適用

取引事例比較法

比準価格　　　　　　　 64,000 円／㎡

収益還元法

収益価格　　　　　　　 34,900 円／㎡

原価法

積算価格　　　　　　　 / 円／㎡

開発法

開発法に
よる価格　　 / 円／㎡

(6)市場の特性

同一需給圏は、県北東部の路線商業地域、普通商業地域等で、特に旭市内の地域は代替可能性が高い。需要者は、地元
中小・零細企業等が中心だが、一定以上の規模の土地は一部チェーン展開の企業等も含まれる。顧客が自動車利用が可
能な沿道型商業施設等に集中する中、供給物件が限定的であるため需要は堅調に推移。供給は、未利用地や中古物件が
中心である。不動産取引の状況から、当該地域の地価は概ね４５千円／㎡～６５千円／㎡となっている。

(7)試算価格の調整
　・検証及び鑑定
　評価額の決定の
　理由

比準価格は現実の不動産市場で成立した複数の取引事例から求めたもので、現在の市場価値を反映した適正な価格であ
る。一方、収益価格は経済価値の本質を表すもので本来なら商業地において重視すべき価格であるが、同一需給圏内で
は自己使用目的の取引が中心で、賃貸投資採算性に着目した取引は見受けられない。よって市場の実態に即して比準価
格を標準とし、収益価格は参考に留め、代表標準地との検討も踏まえ、鑑定評価額を上記の通り決定した。

(8)
前
年
公
示
価
格
等
か
ら
の
検
討

①■代表標準地　□標準地

②時点

③標準化

④地域要

⑤個別的

⑥対象標準地の規準

⑦
内
訳

標準化補正

　前年標準地番号
　[　旭 5-1 　]

　修正

　補正

　因の比
　較

　要因の
　比較

　価格
　　　　（円／㎡）

街路　　　　   0.0
交通・接近　   0.0
環境　　　　   0.0
画地　　　　   0.0

[前年代表標準地等の価格]
　　　　 42,600 円／㎡

[100.0]
100

100
[100.0]

100
[ 70.0]

[105.0]
100

63,900

⑩
価
格
形
成
要
因
の
変
動
状
況

[一般的要因]

[地域要因]

[個別的要因]

人口は微減傾向で推移し、少子高齢化が顕著
。生活利便性・繁華性の高い市中心部の地価
は概ね横這い、その他地域は底値感で横這い
乃至下落で推移。

東方の同一路線沿線には全国展開する大型店
舗等も営業するが、近隣地域周辺は地元中小
・零細企業等の中小規模店舗も多い。

特に個別的要因に変動はない。

行政　　　　 0.0
その他　　　　　 0.0

地域要因の比較

街路　　　　　　  -2.0
交通・接近　　　  +3.0
環境　　　　　　 -32.0
行政　　　　　　  +2.0
その他　　　　　   0.0

⑨変動率

年間

半年間
（指定基準地等）

0.0 ％

％

３　試算価格算定内訳

旭 5-2　宅地-2

(1)比準価格算定内訳

NO	①取引事　例番号	②所在及び地番並びに「住居表示」　等	③取引時　点	④類　型	⑤地積　　　　(㎡)	⑥画地の形状	⑦接面道路の　状況	⑧主要交通施　設の状況	⑨法令上の規制　等
a	２５１０７３９１５ -308	旭市		更地	（　）	ほぼ長方形	東7.4m市道、中間画地		（都）近商 (80,200)
b	２５１０７９５１９ -511	匝瑳市		建付地	（　）	ほぼ整形	南東15.4m国道、南西6.8m、角地		（都）準住居 (70,200)
c	２５１０７７５８９ -167	銚子市		更地	（　）	ほぼ長方形	北23m県道、中間画地		（都）近商 (70,200)
d	２５１０７９７７５ -162	香取市		建付地	（　）	ほぼ整形	北東22m国道、中間画地		（都）２住居 (60,200)
e					（　）

NO	⑩取引価格　　(円／㎡)	⑪事情補　正	⑫時点修　正	⑬建付減価　の補正	⑭標準化　補正	⑮推定価格　　(円／㎡)	⑯地域要因　の比較	⑰標準価格　　(円／㎡)	⑱個別的要因の　比較	⑲査定価格　　(円／㎡)
a	(　 ) 47,795	100 [ 100.0]	[ 100.0] 100	100 [ / ]	100 [ 103.0]	46,403	100 [ 74.9]	61,953	街路　　 0.0 交通・　 0.0 接近環境　　 0.0 画地　　 +5.0 行政　　 0.0 その他　 0.0 　　　[ 105.0] 　　　　 100	65,100
b	(　 ) 48,617	100 [ 100.0]	[ 100.0] 100	100 [ 100.0]	100 [ 103.0]	47,201	100 [ 77.6]	60,826		63,900
c	(　 ) 54,431	100 [ 100.0]	[ 96.5] 100	100 [ / ]	100 [ 100.0]	52,526	100 [ 91.1]	57,658		60,500
d	(　 ) 54,815	100 [ 100.0]	[ 100.4] 100	100 [ 100.0]	100 [ 100.0]	55,034	100 [ 94.9]	57,992		60,900
e	(　 )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]		100 [ ]

NO	ア事情の　内容	イ月率変　動率	ウ標準化補正の内訳			エ地域要因の比較の内訳
a	正常	％／月 0.00	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -4.0	交通・接近　 +4.0	環境　　　　 -25.0
a	正常	％／月 0.00	画地　　　　 +3.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
b	正常	％／月 0.00	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 0.0	交通・接近　 -3.0	環境　　　　 -20.0
b	正常	％／月 0.00	画地　　　　 +3.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
c	正常	％／月 -0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +4.0	交通・接近　 +3.0	環境　　　　 -15.0
c	正常	％／月 -0.25	画地　　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
d	正常	％／月 +0.04	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +3.0	交通・接近　 -3.0	環境　　　　 -5.0
d	正常	％／月 +0.04	画地　　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
e		％／月	街路	交通・接近	環境	街路	交通・接近	環境
e		％／月	画地	行政	その他	行政	その他

オ比準価格決定の理由	[比準価格：　 64,000 円／㎡]

旭 5-2　宅地-3

(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由			既成市街地の宅地であり土地の再調達原価の把握が困難であるため。
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格

①造成事例番号

②所在及び地番

③素地の取得価格　　　　(円／㎡)	④事情補正	⑤時点修正	⑥素地の補修正後　の価格　　　(円／㎡)	⑦造成工事費　　　(円／㎡)	⑧標準化補正	⑨時点修正	⑩造成工事費の補　修正後の価格　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100			100 [ ]	[ ] 100
⑪付帯費用　　　　(円／㎡)	⑫標準化補正	⑬時点修正	⑭付帯費用の補修　正後の価格　　　(円／㎡)	⑮有効宅地化率で　除した価格　　　(円／㎡)	⑯地域要因の比　較	⑰個別的要因の　比較	⑱再調達原価　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100		（　％）	100 [ ]	[ ] 100

⑲熟成度修正　　　　　　[ ]/100	⑳積算価格　　　　　　円／㎡
内訳

素
地

事情の
内容

月率変動率

造
成
工
事
費

標準化補正

月率変動率

付
帯
費
用

標準化補正

月率変動率

％／月

地域要因の比較

街路　　　　　　

交通・接近　　　

環境　　　　　

行政　　　　　

その他　　　　

(3)収益価格算定内訳

(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由

■ 直接法	①総収益　　　　　（円）	②総費用　　　　　（円）	③純収益　　　　　（円）	④建物に帰属する純　収益　　　　　（円）	⑤土地に帰属する　純収益　　　　　（円）	⑥未収入期間修正　後の純収益　　　　　（円）	⑦還元利回り　　　　　（r-g）
	2,917,952	624,241	2,293,711	2,008,800	284,911	（　0.9475） 269,953	（ 5.0 - 0.1 ） 4.9％
	⑧収益価格	5,509,245 円　　　　（　 34,900 円／㎡）
	⑨収益価格が試算　できなかった場　合その理由
□　収益還元法が適用　　できない場合その　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ

(4)開発法による価格算定内訳

(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない

開発法を適用する
場合の理由

①収入の現価の総和　　　　　（円）	②支出の現価の総和　　　　　（円）	③投下資本収益率　　　　　（％）	④販売単価（住宅）　　　（円／㎡）	⑤分譲可能床面積　　　　　（㎡）	⑥建築工事費　　（円／㎡）	⑦延床面積　　　　（㎡）

⑧開発法による価格	円　　　　（　円／㎡）

　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ

旭 5-2　宅地-4

(3)-2　想定建物の状況
①用　　途	②建築面積　（㎡）	③構造・階層	④延床面積　　（㎡）
店舗兼事務所	84.80	Ｓ2	152.00
⑤公法上の規制等

用途地域等	基準建蔽率等	指定容積率	基準容積率等	地積	間口・奥行	前面道路、幅員等
（都）近商	90 ％	200 ％	200 ％	158 ㎡	8.8 m x 12.5 m	前面道路：国道　 15.6 ｍ特定道路までの距離：ｍ

⑥想定建物の概要

１階店舗：フロアー貸し、２階事務所：フロアー貸しを想定。

⑦有効率　 100.0 ％
の理由

外階段のため。

(3)-3　総収益算出内訳

階層	①用途	②床面積　　　　（㎡）	③有効率（％）	④有効面積　　　　（㎡）	⑤１㎡当たり月額支払賃料　　　　　(円)	⑥月額支払賃料　　　　　(円)	⑦a保証金等(月数)	⑧a保証金等　　(円)
							⑦b権利金等(月数)	⑧b権利金等　　(円)
1～ 1	店舗	76.00	100.0	76.00	1,830	139,080	3.0	417,240
							1.0	139,080
2～ 2	事務所	76.00	100.0	76.00	1,556	118,256	2.0	236,512
							1.0	118,256
～

～

～

計		152.00	100.0	152.00		257,336		653,752
								257,336

⑨年額支払賃料	257,336 円　×　12ヶ月　＝　 3,088,032 円
⑩a共益費（管理費）	円／㎡　×　 152.00 ㎡　×　12ヶ月　＝　 0 円
⑩b共益費（管理費）の算出根拠	賃料に含む
⑪その他の収入（駐車場使用料等）	円／台　×　台　×　12ヶ月　＋　　＝　円

⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額）

保証金等にて充当

円

⑬空室等による損失相当額 (⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))	3,088,032 円　　×　　 8.3 ％＋　　　円　　×　　％　＝　　 256,307 円
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬	2,831,725 円
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）	653,752 円　×　　 91.7 ％　　×　　 1.00 ％　＝　 5,995 円
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後）	償却年数（　 3 年）　　運用利回り（　 1.00 ％） 257,336 円　×　　 91.7 ％　　×　　　 0.3400　＝　 80,232 円
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）	円　×　　％　　×　　％　＝　　円
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰	2,917,952 円　　　　（　 18,468 円／㎡）

(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料

NO	①事例番号	②事例の実際　実質賃料　　(円／㎡)	③事情補　正	④時点修　正	⑤標準化　補正	⑥建物格　差修正	⑦地域要　因の比較	⑧基準階　格差修正	⑨査定実質賃料　(円／㎡)	⑩標準地基準階の賃料
a		( )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]		対象基準階の　月額実質賃料　　 1,886 円/㎡　月額支払賃料（　 1,830 円/㎡）　基準階 1 F B
b		( )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]
c		( )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]	100 [ ]

旭 5-2　宅地-5

(3)-5　総費用算出内訳
項　目	実額相当額	算　出　根　拠
①修繕費	139,500 円	27,900,000　×　　　　 0.5 ％
②維持管理費	92,641 円	3,088,032　×　　　　 3.0 ％
③公租公課	土地　　　　　　　　　 113,100 円	査定額
	建物　　　　　　　　　 223,200 円	27,900,000　×　　 50.0 ％　×　 16.00 /1000
④損害保険料	27,900 円	27,900,000　×　　　　 0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金	27,900 円	27,900,000　×　　　　 0.10 ％
⑥その他費用	円

⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　 624,241 円　（　　　　　　 3,951 円／㎡）　　（経費率　　 21.4 ％）

(3)-6　基本利率等

①ｒ：基本利率

5.0 ％

⑥ｇ：賃料の変動率

0.1 ％

②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格)

40 ％

⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数

45 年

③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格)

30 ％

⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数

25 年

④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格)

30 ％

⑨ｎc：設備の経済的耐用年数

15 年

⑤ｍ：未収入期間

1.0 年

⑩α：未収入期間を考慮した修正率

0.9475

(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目	査　定　額	算　出　根　拠
①建物等の初期投資額	27,900,000 円	設計監理料率　 175,000 円／㎡　×　 152.00 ㎡　×　(100% ＋　 5.00 ％)
②元利逓増償還率	0.0720	躯体部分　　　　　　　仕上部分　　　　　　設備部分　 0.0555 ×　 40 ％　＋　0.0703 × 30 ％　＋ 0.0958 ×　 30 ％
③建物等に帰属する純収益　　　　　　　　①×②	2,008,800 円（　　　　　 12,714 円／㎡）

(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益	2,917,952 円
②総費用	624,241 円
③純収益　①－②	2,293,711 円
④建物等に帰属する純収益	2,008,800 円
⑤土地に帰属する純収益　③－④	284,911 円
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益　　　　　⑤×α	269,953 円　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1,709 円／㎡）

(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　 4.9 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 5,509,245 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 34,900 円／㎡）

４　不動産ＩＤ

旭 5-2　宅地-7

NO	所在及び地番	不動産ＩＤ
1	旭市ニ字井戸尻５７８番４	0405000073422-0000
2	旭市ニ字井戸尻５８１番３	0405000073450-0000
3	旭市ニ字井戸尻５８１番４	0405000073451-0000
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50

備考