令和6年1月14日　提出 周南 -26　宅地-1

標準地番号 都道府県 所属分科会名 住所   周南 -26 山口県 山口第１ 氏名  不動産鑑定士　田中　悟   TEL.

鑑定評価額 8,280,000 円  １㎡当たりの価格 19,300 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点 令和6年1月1日 (4)鑑定評価日 令和6年1月7日 (6) 路 線 価 [令和5年1月] 路線価又は倍率  円／㎡  1.1 倍  (2)実地調査日 令和5年12月5日 (5)価格の種類 正常価格 倍率種別 (3)鑑定評価の条件 更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標 準 地 ①所在及び地番並 びに「住居表示」等 周南市大字久米字久保１６７８番 ②地積 　(㎡) 429   (           )  ⑨法令上の規制等 ③形状 ④敷地の利用の現況 ⑤周辺の土地の利用 　の状況 ⑥接面道路の状況 ⑦供給処 　理施設 　状況 ⑧主要な交通施設との接 　近の状況 ｢調区｣  (70,200) （その他） 土砂災害警戒区域 台形 1.2:1 住宅 ＬＳ2 農家住宅、一般住宅 等が散在する郊外の 住宅地域 北東3m道路 水道 櫛ケ浜 3.4km (2) 近 隣 地 域 ①範囲 東   200 ｍ、西   100 ｍ、南   150 ｍ、北   200 ｍ ②標準的使用 戸建住宅地 ③標準的画地の形状等 間口　約　　  23.0 ｍ、奥行　約　　  18.0 ｍ、規模　　       430 ㎡程度、形状　ほぼ台形 ④地域的特性 特記 事項 特記すべき事項はない。 街 路 基準方位　北３ｍ道 路 交通 施設 櫛ケ浜駅北東方 3.4km 法令 規制 ｢調区｣  (70,200) 土砂災害警戒区域 ⑤地域要因の将 　来予測 旧徳山市『久米地区』に形成された市街化調整区域内の住宅地域であり、本件地域の不動産市場における地域的 選好性は相対的に弱いと言え、地価は当面下落基調を示していくと予測される。 (3)最有効使用の判定 戸建住宅地 (4)対象標準地の 　個別的要因 形状　　　　　　　　　　　　　　   0.0 方位　　　　　　　　　　　　　　   0.0 (5)鑑定評価の手法 　の適用  取引事例比較法  比準価格　　　　　　　     19,300 円／㎡  収益還元法  収益価格　　　　　　　     /      円／㎡  原価法  積算価格　　　　　　　     /      円／㎡  開発法  開発法に  よる価格　　               /      円／㎡ (6)市場の特性 同一需給圏は、周南市郊外の農家住宅地域及び既存住宅地域を中心とし、周南市の隣接都市郊外の農家住宅地域又は既 存住宅地域も一部含む圏域と判断される。需要者は当該圏域内の在住者が中心と推定され、地縁的選好性の強い地域柄 が窺える。本件地域の地理的位置及び行政的条件等の観点から土地需要は相対的に乏しく、又、近時では不動産取引自 体も少なく、不動産市場における中心価格帯の把握は困難である。 (7)試算価格の調整 　・検証及び鑑定 　評価額の決定の 　理由 近隣地域は、農家住宅、一般住宅等が散在する旧徳山市郊外の市街化調整区域内の住宅地域で、当該地域を含む周辺地 域では収益目的の賃貸物件は見られず、賃貸市場が成立していない状況である。そこで本件では、収益還元法は適用せ ず、近隣地域の需給動向並びに近隣地域の実情等を勘案の上、代表標準地を規準とした価格等との価格均衡に十分留意 し、市場性を反映した比準価格を採用し、上記のとおり鑑定評価額を決定した。 (8) 前 年 公 示 価 格 等 か ら の 検 討 ①■代表標準地　□標準地 ②時点 ③標準化 ④地域要 ⑤個別的 ⑥対象標準地の規準 ⑦ 内 訳 標準化補正 　前年標準地番号 　[　周南 -25                   　] 　修正 　補正 　因の比 　較 　要因の 　比較 　価格 　　　　（円／㎡） 街路　　　　　　   0.0 交通・接近　　　   0.0 環境　　　　　　   0.0 画地　　　　　　   0.0 [前年代表標準地等の価格] 　　　　     14,600 円／㎡ [ 97.9] 100 100 [100.0] 100 [ 74.1] [100.0] 100 19,300  ⑧-1対象標準地の検討 ■継続　□新規 前年標準地の価格 　　　　　　     19,400 円／㎡ ⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一 　地点）である場合の検討 □指定基準地　□基準地 指定基準地等番号 　[　                           　] 前年指定基準地等の価格（半年前） 　　　　　　            円／㎡ ⑩ 価 格 形 成 要 因 の 変 動 状 況 [一般的要因] [地域要因] [個別的要因] 当市人口は減少傾向。高齢化率は県平均並み で上昇傾向にある。不動産市場では地域によ る二極化の動きが続いている。 旧徳山市東方郊外に位置する、市街化調整区 域内の住宅地域で、域外からの転入者は限定 的と見られ、土地需要は弱含みである。 個別的要因に変動はない。 行政　　　　　　   0.0 その他　　　　　   0.0 地域要因の比較 街路　　　　　　 +10.0 交通・接近　　　  -1.0 環境　　　　　　 -32.0 行政　　　　　　   0.0 その他　　　　　   0.0 ⑨変動率 年間 半年間 （指定基準地等） -0.5 ％  ％