別記様式第一 鑑定評価書（令和 6 年地価公示）
令和6年1月15日　提出
名古屋中 5-5　宅地-1
標準地番号 都道府県 所属分科会名 住所  
名古屋中 5-5 愛知県 愛知第１ 氏名  不動産鑑定士　池田　雄士   TEL.
鑑定評価額 4,230,000,000 円  １㎡当たりの価格 3,790,000 円／㎡ 
１　基本的事項
(1)価格時点 令和6年1月1日 (4)鑑定評価日 令和6年1月12日 (6)
路
線
価		 [令和5年1月]
路線価又は倍率		 2,650,000 円／㎡ 
 倍 
(2)実地調査日 令和5年12月4日 (5)価格の種類 正常価格
倍率種別
(3)鑑定評価の条件 更地としての鑑定評価
２　鑑定評価額の決定の理由の要旨
(1)
標
準
地
 ①所在及び地番並
びに「住居表示」等		 名古屋市中区栄３丁目１３１４番外
｢栄３－１３－２０｣		 ②地積
　(㎡)		 1,117  
(           ) 		 ⑨法令上の規制等
③形状 ④敷地の利用の現況 ⑤周辺の土地の利用
　の状況		 ⑥接面道路の状況 ⑦供給処
　理施設
　状況		 ⑧主要な交通施設との接
　近の状況		 商業
(80,700)
防火
（その他）
地区計画等


(100,600)
不整形
1.2:1		 店舗、事務所兼共同
住宅等
ＳＲＣ8F1B		 中高層の店舗ビル等
が多い繁華な商業地
域		 南15m市道、東側道 水道、ガス、下水 矢場町

320m
(2)
近
隣
地
域		 ①範囲 東    30 ｍ、西    60 ｍ、南    50 ｍ、北    30 ｍ ②標準的使用 中高層店舗兼事務所地
③標準的画地の形状等 間口　約　　  25.0 ｍ、奥行　約　　  40.0 ｍ、規模　　     1,000 ㎡程度、形状　長方形
④地域的特性 特記

事項		 特にない 街

路		 １５ｍ市道 交通

施設		 矢場町駅北西方

320m		 法令

規制		 商業
(100,600)
防火 
地区計画等
⑤地域要因の将
　来予測		 中高層の店舗ビル等が多い繁華な商業地域である。周辺では複数の大規模再開発計画等が進捗しており、将来的
には栄地区全体が発展的に推移すると予測する。
(3)最有効使用の判定 高層店舗兼事務所地 (4)対象標準地の
　個別的要因		 角地　　　　　　　　　　　　　　  +7.0
間口大　　　　　　　　　　　　　  +4.0
形状　　　　　　　　　　　　　　  -2.0
(5)鑑定評価の手法
　の適用		  取引事例比較法  比準価格　　　　　　　  3,940,000 円／㎡
 収益還元法  収益価格　　　　　　　  3,640,000 円／㎡
 原価法  積算価格　　　　　　　     /      円／㎡
 開発法  開発法に
 よる価格　　               /      円／㎡
(6)市場の特性 同一需給圏は栄・錦・名駅地区を中心とする名古屋市中心部の高度又は準高度商業地域で、特に幹線道路背後の店舗が
多い地域と代替・競争等の関係が強い。主たる需要者は、地元優良企業や収益物件の保有を企図する法人投資家等であ
る。店舗・事務所の賃貸市場はコロナ禍の影響を受けたが、ほぼ回復している。投資用不動産を中心に取得需要は根強
く、一定の高値取引が見られており、地価は上昇している。中心価格帯は、個別性で大きく異なり、把握困難である。
(7)試算価格の調整
　・検証及び鑑定
　評価額の決定の
　理由		 比準価格は地域的特性が類似する幹線道路背後の商業地域に所在する取引事例を採用して求めており、市場の実態を反
映した実証的な価格として規範性が高い。収益価格は高層の店舗兼事務所ビルを建築して賃貸することを想定して求め
た価格である。投資用不動産の需要者は収益性に着目して取引する傾向にあるため、十分な説得力を有する。以上から
、比準価格と収益価格を相互に関連付け、代表標準地からの検討も踏まえて、上記のとおり鑑定評価額を決定した。
(8)
前
年
公
示
価
格
等
か
ら
の
検
討		 ①■代表標準地　□標準地 ②時点 ③標準化 ④地域要 ⑤個別的 ⑥対象標準地の規準 ⑦
内
訳		 標準化補正
　前年標準地番号
　[　名古屋中 5-21              　]		 　修正 　補正 　因の比
　較		 　要因の
　比較		 　価格
　　　　（円／㎡）		 街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　   0.0
環境　　　　　　   0.0
画地　　　　　　 +12.2
[前年代表標準地等の価格]
　　　　  4,300,000 円／㎡		 [111.6]
100		 100
[112.2]		 100
[123.5]		 [109.1]
100		 3,780,000 
⑧-1対象標準地の検討
■継続　□新規
前年標準地の価格
　　　　　　  3,610,000 円／㎡
⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一
　地点）である場合の検討
□指定基準地　□基準地
指定基準地等番号
　[　                           　]
前年指定基準地等の価格（半年前）
　　　　　　            円／㎡		 ⑩
価
格
形
成
要
因
の
変
動
状
況		 [一般的要因]




[地域要因]




[個別的要因]		 金融緩和を背景に、都心部及び周辺エリアの
投資市場は堅調に推移しているが、建築費の
高騰や金利上昇懸念から、今後の動向には注
視を要する。

飲食、物販店舗を中心とした繁華性の高い商
業地域である。店舗市場は厳しい状況が続い
ていたが、人流、売上高、新規出店需要はほ
ぼ回復している。

個別的要因に変動はない。


 行政　　　　　　   0.0
その他　　　　　   0.0
地域要因の比較
街路　　　　　　  +4.0
交通・接近　　　  +5.0
環境　　　　　　  +1.0
行政　　　　　　 +12.0
その他　　　　　   0.0
⑨変動率 年間 半年間
（指定基準地等）
+5.0 ％  ％
３　試算価格算定内訳 名古屋中 5-5　宅地-2
(1)比準価格算定内訳
NO ①取引事
　例番号		 ②所在及び地番並びに「住居表示」
　等		 ③取引時
　点		 ④類
　型		 ⑤地積
　　　　(㎡)		 ⑥画地
の形状		 ⑦接面道路の
　状況		 ⑧主要交通施
　設の状況		 ⑨法令上の規制
　等
a Ａ中０５２
９
-6		 名古屋市中区

 更地


   
（　          ） 		 ほぼ長方形 東20m市道、
中間画地
商業
地区計画等
駐車場整備地区
(100,600)
b Ｂ中０６１
３
-28		 名古屋市中区

 建付
地

   
（　          ） 		 ほぼ整形 南15m市道、
中間画地
商業
地区計画等
駐車場整備地区
(100,600)
c Ｂ中０６１
５
-1		 名古屋市中区

 貸家
建付
地
   
（　          ） 		 ほぼ長方形 西14.9m市道、
中間画地
商業
地区計画等
駐車場整備地区
(100,600)
d Ｂ中０６１
３
-27		 名古屋市中区

 建付
地

   
（　          ） 		 長方形 北20m市道、
中間画地
商業
地区計画等
駐車場整備地区
(100,800)
e Ａ中０４３
５
-514		 名古屋市中区

 貸家
建付
地
   
（　          ） 		 ほぼ長方形 西14.9m市道、
南8m、角地
商業
地区計画等
駐車場整備地区
(100,600)
NO ⑩取引価格
　　(円／㎡)		 ⑪事情補
　正		 ⑫時点修
　正		 ⑬建付減価
　の補正		 ⑭標準化
　補正		 ⑮推定価格
　　(円／㎡)		 ⑯地域要因
　の比較		 ⑰標準価格
　　(円／㎡)		 ⑱個別的要因の
　比較		 ⑲査定価格
　　(円／㎡)
a (　           ) 
2,419,777  		 100
[ 100.0]		 [ 104.9]
100		 100
[   /  ]		 100
[  96.0]
2,644,110 		 100
[  64.3]
4,112,146 		 街路　　    0.0

交通・　    0.0
接近

環境　　    0.0

画地　　   +9.1

行政　　    0.0

その他　    0.0

　　　[ 109.1]
　　　　 100
4,490,000 
b (　           ) 
2,035,067  		 100
[ 100.0]		 [ 100.9]
100		 100
[ 100.0]		 100
[  97.0]
2,116,889 		 100
[  58.5]
3,618,614 
3,950,000 
c (　           ) 
2,419,608  		 100
[ 100.0]		 [ 101.2]
100		 100
[ 100.0]		 100
[ 100.0]
2,448,643 		 100
[  74.4]
3,291,187 
3,590,000 
d (　           ) 
4,390,981  		 100
[ 100.0]		 [ 102.4]
100		 100
[ 100.0]		 100
[ 100.0]
4,496,365 		 100
[ 124.3]
3,617,349 
3,950,000 
e (　           ) 
3,037,274  		 100
[ 100.0]		 [ 103.2]
100		 100
[ 100.0]		 100
[ 105.0]
2,985,206 		 100
[  87.2]
3,423,401 
3,730,000 
NO ア事情の
　内容		 イ月率変
　動率		 ウ標準化補正の内訳 エ地域要因の比較の内訳
a 正常 ％／月  
+0.27 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　  +2.0 交通・接近　  -3.0 環境　　　　 -35.0
画地　　　　  -4.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0
b 正常 ％／月  
+0.06 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　   0.0 交通・接近　 -10.0 環境　　　　 -35.0
画地　　　　  -3.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0
c 正常 ％／月  
+0.20 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　   0.0 交通・接近　  -7.0 環境　　　　 -20.0
画地　　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0
d 正常 ％／月  
+0.24 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　  +2.0 交通・接近　 +11.0 環境　　　　  -2.0
画地　　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　 +12.0 その他　　　   0.0
e 正常 ％／月  
+0.14 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　   0.0 交通・接近　  -2.0 環境　　　　 -11.0
画地　　　　  +5.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0
オ比準価格決定の理由 [比準価格：　  3,940,000 円／㎡]  



名古屋中 5-5　宅地-3
(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由  既成市街地で再調達原価の把握が困難なため。
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格
①造成事例番号   ②所在及び地番  
③素地の取得価格

　　　　(円／㎡)		 ④事情補正 ⑤時点修正 ⑥素地の補修正後
　の価格
　　　(円／㎡)		 ⑦造成工事費

　　　(円／㎡)		 ⑧標準化補正 ⑨時点修正 ⑩造成工事費の補
　修正後の価格
　　　(円／㎡)

 		 100
[      ]		 [      ]
100
 
 		 100
[      ]		 [      ]
100
 
⑪付帯費用

　　　　(円／㎡)		 ⑫標準化補正 ⑬時点修正 ⑭付帯費用の補修
　正後の価格
　　　(円／㎡)		 ⑮有効宅地化率で
　除した価格
　　　(円／㎡)		 ⑯地域要因の比
　較		 ⑰個別的要因の
　比較		 ⑱再調達原価

　　　(円／㎡)

 		 100
[      ]		 [      ]
100
 		 （　       ％） 
  		 100
[      ]		 [      ]
100
 
⑲熟成度修正　　　　　　[      ]/100 ⑳積算価格　　　　　　            円／㎡
内訳
素
地		 事情の
内容		 月率変動率 造
成
工
事
費		 標準化補正 月率変動率 付
帯
費
用		 標準化補正 月率変動率
％／月  
 
　　　　
　　　　
　　　　		 ％／月  
 
　　　
　　　
　　　		 ％／月  
 
地域要因の比較 街路　　　　　　 交通・接近　　　 環境　　　　　 行政　　　　　 その他　　　　
(3)収益価格算定内訳
(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由
■
直
接
法		 ①総収益

　　　　　（円）		 ②総費用

　　　　　（円）		 ③純収益

　　　　　（円）		 ④建物に帰属する純
　収益
　　　　　（円）		 ⑤土地に帰属する
　純収益
　　　　　（円）		 ⑥未収入期間修正
　後の純収益
　　　　　（円）		 ⑦還元利回り

　　　　　（r-g）

370,150,708 
126,743,094 
243,407,614 
127,676,000 
115,731,614 		 （　0.9476）
109,667,277 		 （  3.0 -  0.3 ）
2.7％  
⑧収益価格 　  4,061,751,000 円　　　　（　  3,640,000 円／㎡）
⑨収益価格が試算
　できなかった場
　合その理由

□　収益還元法が適用
　　できない場合その
　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ
(4)開発法による価格算定内訳
(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない 開発法を適用する
場合の理由
①収入の現価の総和

　　　　　（円）		 ②支出の現価の総和

　　　　　（円）		 ③投下資本収益率

　　　　　（％）		 ④販売単価（住宅）

　　　（円／㎡）		 ⑤分譲可能床面積

　　　　　（㎡）		 ⑥建築工事費

　　（円／㎡）		 ⑦延床面積

　　　　（㎡）

 
 
 
 
 
 
 
⑧開発法による価格 　　                      円　　　　（　                      円／㎡）
　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ
名古屋中 5-5　宅地-4
(3)-2　想定建物の状況
①用　　途 ②建築面積　（㎡） ③構造・階層 ④延床面積　　（㎡）
店舗兼事務所 975.85 Ｓ7F2B 7,561.73
⑤公法上の規制等
用途地域等 基準建蔽率等 指定容積率 基準容積率等 地積 間口・奥行 前面道路、幅員等
商業 防火
地区計画等
 100 ％   700 ％   600 ％   1,117 ㎡     46.0 m x   38.0 m  前面道路：市道     　  15.0 ｍ 
特定道路までの距離：        ｍ 
⑥想定建物の概要 地下１階～２階は店舗（分割可能）、３～７階は事務所（分割可能）、駐車場は２５台（スライド式２４台、平面１台）を想定した。 ⑦有効率　  72.6 ％
の理由		 類似建物と比較して標準的である。
(3)-3　総収益算出内訳
階層 ①用途 ②床面積

　　　　（㎡）		 ③有効率
（％）		 ④有効面積

　　　　（㎡）		 ⑤１㎡当たり月額
支払賃料
　　　　　(円)		 ⑥月額支払賃料

　　　　　(円)		 ⑦a保証金等(月数) ⑧a保証金等　　(円)
⑦b権利金等(月数) ⑧b権利金等　　(円)
地下
 2～ 2		 駐車場
408.48 
 
 
 
 		    
   
地下
 1～ 1		 店舗
975.85 
79.9 
780.19 
6,050 
4,720,150 		 12.0  56,641,800 
0.0  0 

 1～ 1		 店舗
975.85 
37.7 
368.08 
9,680 
3,563,014 		 12.0  42,756,168 
0.0  0 

 2～ 2		 店舗
975.85 
85.3 
832.03 
6,350 
5,283,391 		 12.0  63,400,692 
0.0  0 

 3～ 7		 事務所
845.14 
83.0 
701.32 
3,630 
2,545,792 		 10.0  25,457,920 
0.0  0 

計
7,561.73 
72.6 
5,486.90 

26,295,515 		 290,088,260 
0 
⑨年額支払賃料     26,295,515 円　×　12ヶ月　＝　     315,546,180 円 
⑩a共益費（管理費）             908 円／㎡　×　   5,486.90 ㎡　×　12ヶ月　＝　      59,785,262 円 
⑩b共益費（管理費）の算出根拠 類似建物の共益費水準を勘案して査定
⑪その他の収入（駐車場使用料等）  38,000 円／台　×　  25 台　×　12ヶ月　＋　          　＝　      11,400,000 円 
⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額） 保証金等にて充当  円 
⑬空室等による損失相当額
(⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))		       375,331,442 円　　×　　   5.0 ％                          
＋　　　      11,400,000 円　　×　　   5.0 ％　＝　　    19,336,572 円 
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬ 367,394,870 円 
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）       290,088,260 円　×　　  95.0 ％　　×　　  1.00 ％　＝　       2,755,838 円 
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後） 償却年数（　       年 ）　　運用利回り（　       ％ ）                   
                  円　×　　       ％　　×　　　       　＝　                 円 
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）            円　×　　       ％　　×　　       ％　＝　　               円 
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰ 　　　　　　　　　　　　     370,150,708 円　　　　（　       331,379 円／㎡ ）
(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料
NO ①事例番号 ②事例の実際
　実質賃料
　　(円／㎡)		 ③事情補
　正		 ④時点修
　正		 ⑤標準化
　補正		 ⑥建物格
　差修正		 ⑦地域要
　因の比較		 ⑧基準階
　格差修正		 ⑨査定実質賃料
　(円／㎡)		 ⑩標準地基準階の賃料
a Ｂ中賃貸３５
　　　　-21		 3,522  
(   3,477) 		 100
[100.0]		 [100.0]
100		 100
[100.0]		 100
[ 98.0]		 100
[100.0]		 100
[100.0]
3,594 		 対象基準階の
　月額実質賃料
　　    3,660 円/㎡

　月額支払賃料
（　    3,630 円/㎡）


　基準階   3 F     B
b Ｂ中賃貸３５
　　　　-32		 3,660  
(   3,630) 		 100
[100.0]		 [100.0]
100		 100
[100.0]		 100
[ 98.0]		 100
[101.0]		 100
[100.0]
3,698 
c
　　　　		   
(        ) 		 100
[     ]		 [     ]
100		 100
[     ]		 100
[     ]		 100
[     ]		 100
[     ]
 
名古屋中 5-5　宅地-5
(3)-5　総費用算出内訳
項　目 実額相当額 算　出　根　拠
①修繕費 7,080,000 円  　　　　  2,360,000,000　×　　　　   0.3 ％
②維持管理費 62,650,494 円  　　　      386,731,442　×　　　　  16.2 ％
③公租公課  土地　　　　　　　　　   30,226,600 円  　　　査定額
 建物　　　　　　　　　   22,066,000 円  　　　　  2,360,000,000　×　　  55.0 ％　×　  17.00 /1000
④損害保険料     2,360,000 円  　　　　  2,360,000,000　×　　　　  0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金     2,360,000 円  　　　　  2,360,000,000　×　　　　  0.10 ％
⑥その他費用               円  　　　特段の費用はない
⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　     126,743,094 円　（　　　　　　       113,467 円／㎡）　　（経費率　　  34.2 ％）
(3)-6　基本利率等
①ｒ：基本利率 3.0 ％  ⑥ｇ ：賃料の変動率 0.3 ％ 
②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格) 40 ％  ⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数 50 年 
③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格) 30 ％  ⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数 30 年 
④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格) 30 ％  ⑨ｎc：設備の経済的耐用年数 15 年 
⑤ｍ：未収入期間 1.5 年  ⑩α ：未収入期間を考慮した修正率 0.9476    
(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目 査　定　額 算　出　根　拠
①建物等の初期投資額 2,360,000,000 円   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　設計監理料率
　 300,000 円／㎡　×　   7,561.73 ㎡　×　(100% ＋　  4.00 ％)
②元利逓増償還率 0.0541     　　　躯体部分　　　　　　　 仕上部分　　　　　　 設備部分
　 0.0367 ×　 40 ％　＋　0.0492 ×  30 ％　＋ 0.0822 ×　 30 ％
③建物等に帰属する純収益
　　　　　　　　①×②		 127,676,000 円  
（　　　　　       114,303 円／㎡）
(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益 370,150,708 円      
②総費用 126,743,094 円      
③純収益　①－② 243,407,614 円      
④建物等に帰属する純収益 127,676,000 円      
⑤土地に帰属する純収益　③－④ 115,731,614 円      
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益

　　　　　⑤×α		 109,667,277 円      

　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　       98,180 円／㎡）
(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　   2.7 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  4,061,751,000 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　   3,640,000 円／㎡）
４　不動産ＩＤ 名古屋中 5-5　宅地-7
NO 　所在及び地番 　　不動産ＩＤ
1 　名古屋市中区栄三丁目１３１４番
 1800000214406-0000
2 　名古屋市中区栄三丁目１３１５番
 1800000214407-0000
3 　名古屋市中区栄三丁目１３１６番１
 1800000214408-0000
4 　名古屋市中区栄三丁目１３１６番２
 1800000214409-0000
5 　名古屋市中区栄三丁目１３１６番３
 1800000214410-0000
6 　名古屋市中区栄三丁目１３１７番
 1800000214411-0000
7 　名古屋市中区栄三丁目１３１８番１
 1800000214412-0000
8 　名古屋市中区栄三丁目１３１８番２
 1800000214413-0000
9 　名古屋市中区栄三丁目１３１８番３
 1800000214414-0000
10 　名古屋市中区栄三丁目１３１９番
 1800000214415-0000
11 　
12 　
13 　
14 　
15 　
16 　
17 　
18 　
19 　
20 　
21 　
22 　
23 　
24 　
25 　
26 　
27 　
28 　
29 　
30 　
31 　
32 　
33 　
34 　
35 　
36 　
37 　
38 　
39 　
40 　
41 　
42 　
43 　
44 　
45 　
46 　
47 　
48 　
49 　
50 　
備考 　
別記様式第一 鑑定評価書（令和 6 年地価公示）
令和6年1月15日　提出
名古屋中 5-5　宅地-1
標準地番号 都道府県 所属分科会名 住所  
名古屋中 5-5 愛知県 愛知第１ 氏名  不動産鑑定士　齋藤　善彦   TEL.
鑑定評価額 4,190,000,000 円  １㎡当たりの価格 3,750,000 円／㎡ 
１　基本的事項
(1)価格時点 令和6年1月1日 (4)鑑定評価日 令和6年1月10日 (6)
路
線
価		 [令和5年1月]
路線価又は倍率		 2,650,000 円／㎡ 
 倍 
(2)実地調査日 令和5年12月5日 (5)価格の種類 正常価格
倍率種別
(3)鑑定評価の条件 更地としての鑑定評価
２　鑑定評価額の決定の理由の要旨
(1)
標
準
地
 ①所在及び地番並
びに「住居表示」等		 名古屋市中区栄３丁目１３１４番外
｢栄３－１３－２０｣		 ②地積
　(㎡)		 1,117  
(           ) 		 ⑨法令上の規制等
③形状 ④敷地の利用の現況 ⑤周辺の土地の利用
　の状況		 ⑥接面道路の状況 ⑦供給処
　理施設
　状況		 ⑧主要な交通施設との接
　近の状況		 商業
(80,700)
防火
（その他）
地区計画


(100,600)
不整形
1.2:1		 店舗、事務所兼共同
住宅等
ＳＲＣ8F1B		 中高層の店舗ビル等
が多い繁華な商業地
域		 南15m市道、東側道 水道、ガス、下水 矢場町

320m
(2)
近
隣
地
域		 ①範囲 東    30 ｍ、西    60 ｍ、南    50 ｍ、北    30 ｍ ②標準的使用 中高層店舗兼事務所地
③標準的画地の形状等 間口　約　　  25.0 ｍ、奥行　約　　  40.0 ｍ、規模　　     1,000 ㎡程度、形状　長方形
④地域的特性 特記

事項		 大規模複合商業施設（ナディ
アパーク）に隣接する商業地
域である。		 街

路		 １５ｍ市道 交通

施設		 矢場町駅北西方

320m		 法令

規制		 商業
(100,600)
防火 
地区計画等
⑤地域要因の将
　来予測		 ナディアパークに隣接し、繁華性が高い商業地域であり、今後も物販飲食店舗等が中心の地域として推移してい
くと予測する。
(3)最有効使用の判定 高層店舗兼事務所地 (4)対象標準地の
　個別的要因		 形状　　　　　　　　　　　　　　  -2.0
角地　　　　　　　　　　　　　　  +7.0
間口大　　　　　　　　　　　　　  +4.0
(5)鑑定評価の手法
　の適用		  取引事例比較法  比準価格　　　　　　　  3,970,000 円／㎡
 収益還元法  収益価格　　　　　　　  3,550,000 円／㎡
 原価法  積算価格　　　　　　　     /      円／㎡
 開発法  開発法に
 よる価格　　               /      円／㎡
(6)市場の特性 同一需給圏は栄エリア及び名駅エリアの高度準高度商業地域等である。需要者は国内外の大手企業、機関投資家、不動
産ファンドのほか投資物件として店舗ビルやその用地を取得する投資家や開発事業者等である。飲食物販店舗が多いエ
リアのため新型コロナウイルス感染症の影響により苦戦が続いていたが、客足は回復してきており、地価も上昇基調に
転じている。取引総額は規模や利用目的によってバラツキがあり、一定の傾向は見出せない。
(7)試算価格の調整
　・検証及び鑑定
　評価額の決定の
　理由		 比準価格は同一需給圏内の類似地域に存する現実の取引事例を基礎とした実証的な価格である。収益価格は店舗兼事務
所ビルを想定し、賃料や利回り等について対象不動産の地域性や個別性を反映して求めたもので、賃貸経営の投資採算
性を示しており、需要者が重視する価格である。よって、試算価格の説得力の観点から、比準価格と収益価格を関連付
けて、代表標準地との検討を踏まえ、鑑定評価額を決定した。
(8)
前
年
公
示
価
格
等
か
ら
の
検
討		 ①■代表標準地　□標準地 ②時点 ③標準化 ④地域要 ⑤個別的 ⑥対象標準地の規準 ⑦
内
訳		 標準化補正
　前年標準地番号
　[　名古屋中 5-21              　]		 　修正 　補正 　因の比
　較		 　要因の
　比較		 　価格
　　　　（円／㎡）		 街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　   0.0
環境　　　　　　   0.0
画地　　　　　　 +12.2
[前年代表標準地等の価格]
　　　　  4,300,000 円／㎡		 [111.6]
100		 100
[112.2]		 100
[124.8]		 [109.1]
100		 3,740,000 
⑧-1対象標準地の検討
■継続　□新規
前年標準地の価格
　　　　　　  3,610,000 円／㎡
⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一
　地点）である場合の検討
□指定基準地　□基準地
指定基準地等番号
　[　                           　]
前年指定基準地等の価格（半年前）
　　　　　　            円／㎡		 ⑩
価
格
形
成
要
因
の
変
動
状
況		 [一般的要因]




[地域要因]




[個別的要因]		 国際情勢やインフレの進行、金融資本市場の
変動等が不動産市場に与える影響が注視され
るが、地価は名古屋市中心部を中心に堅調に
推移している。

栄エリアの一等地背後の物販店舗・飲食店舗
等が中心の商業地であるが、客足は回復して
きており、地価も上昇基調に転じている。


個別的要因に変動はない。


 行政　　　　　　   0.0
その他　　　　　   0.0
地域要因の比較
街路　　　　　　  +4.0
交通・接近　　　  +5.0
環境　　　　　　  +2.0
行政　　　　　　 +12.0
その他　　　　　   0.0
⑨変動率 年間 半年間
（指定基準地等）
+3.9 ％  ％
３　試算価格算定内訳 名古屋中 5-5　宅地-2
(1)比準価格算定内訳
NO ①取引事
　例番号		 ②所在及び地番並びに「住居表示」
　等		 ③取引時
　点		 ④類
　型		 ⑤地積
　　　　(㎡)		 ⑥画地
の形状		 ⑦接面道路の
　状況		 ⑧主要交通施
　設の状況		 ⑨法令上の規制
　等
a Ａ中０５２
９
-6		 名古屋市中区

 更地


   
（　          ） 		 ほぼ長方形 東20m市道、
中間画地
商業
駐車場整備地区
地区計画等
(100,600)
b Ａ中０５２
９
-525		 名古屋市中区

 更地


   
（　          ） 		 ほぼ正方形 北8m市道、
中間画地
商業
駐車場整備地区
(100,480)
c Ｂ中０６１
３
-35		 名古屋市中区

 建付
地

   
（　          ） 		 袋地等 南15m市道、
中間画地
商業
駐車場整備地区
(100,600)
d Ｂ中０６１
５
-1		 名古屋市中区

 貸家
建付
地
   
（　          ） 		 ほぼ長方形 西14.9m市道、
中間画地
商業
駐車場整備地区
(100,600)
e   
（　          ） 
NO ⑩取引価格
　　(円／㎡)		 ⑪事情補
　正		 ⑫時点修
　正		 ⑬建付減価
　の補正		 ⑭標準化
　補正		 ⑮推定価格
　　(円／㎡)		 ⑯地域要因
　の比較		 ⑰標準価格
　　(円／㎡)		 ⑱個別的要因の
　比較		 ⑲査定価格
　　(円／㎡)
a (　           ) 
2,419,777  		 100
[ 100.0]		 [ 104.9]
100		 100
[   /  ]		 100
[  96.0]
2,644,110 		 100
[  69.3]
3,815,455 		 街路　　    0.0

交通・　    0.0
接近

環境　　    0.0

画地　　   +9.1

行政　　    0.0

その他　    0.0

　　　[ 109.1]
　　　　 100
4,160,000 
b (　           ) 
2,440,066  		 100
[ 100.0]		 [ 100.6]
100		 100
[   /  ]		 100
[ 100.0]
2,454,706 		 100
[  67.7]
3,625,858 
3,960,000 
c (　           ) 
2,525,905  		 100
[ 100.0]		 [ 100.6]
100		 100
[ 100.0]		 100
[  92.2]
2,756,031 		 100
[  72.0]
3,827,821 
4,180,000 
d (　           ) 
2,419,608  		 100
[ 100.0]		 [ 101.2]
100		 100
[ 100.0]		 100
[ 100.0]
2,448,643 		 100
[  74.4]
3,291,187 
3,590,000 
e (　           ) 
  		 100
[      ]		 [      ]
100		 100
[      ]		 100
[      ]
 		 100
[      ]
 
 
NO ア事情の
　内容		 イ月率変
　動率		 ウ標準化補正の内訳 エ地域要因の比較の内訳
a 正常 ％／月  
+0.27 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　  +2.0 交通・接近　  -3.0 環境　　　　 -30.0
画地　　　　  -4.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0
b 正常 ％／月  
+0.06 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　  -5.0 交通・接近　 -12.0 環境　　　　 -12.0
画地　　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　  -8.0 その他　　　   0.0
c 正常 ％／月  
+0.30 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　   0.0 交通・接近　  -4.0 環境　　　　 -25.0
画地　　　　  -7.8 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0
d 正常 ％／月  
+0.20 		 街路　　　　   0.0 交通・接近　   0.0 環境　　　　   0.0 街路　　　　   0.0 交通・接近　  -7.0 環境　　　　 -20.0
画地　　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0 行政　　　　   0.0 その他　　　   0.0
e ％／月  
 		 街路　　　　       交通・接近　       環境　　　　       街路　　　　       交通・接近　       環境　　　　      
画地　　　　       行政　　　　       その他　　　       行政　　　　       その他　　　      
オ比準価格決定の理由 [比準価格：　  3,970,000 円／㎡]  



名古屋中 5-5　宅地-3
(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由  既成市街地であり、再調達原価の把握が困難なため。
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格
①造成事例番号   ②所在及び地番  
③素地の取得価格

　　　　(円／㎡)		 ④事情補正 ⑤時点修正 ⑥素地の補修正後
　の価格
　　　(円／㎡)		 ⑦造成工事費

　　　(円／㎡)		 ⑧標準化補正 ⑨時点修正 ⑩造成工事費の補
　修正後の価格
　　　(円／㎡)

 		 100
[      ]		 [      ]
100
 
 		 100
[      ]		 [      ]
100
 
⑪付帯費用

　　　　(円／㎡)		 ⑫標準化補正 ⑬時点修正 ⑭付帯費用の補修
　正後の価格
　　　(円／㎡)		 ⑮有効宅地化率で
　除した価格
　　　(円／㎡)		 ⑯地域要因の比
　較		 ⑰個別的要因の
　比較		 ⑱再調達原価

　　　(円／㎡)

 		 100
[      ]		 [      ]
100
 		 （　       ％） 
  		 100
[      ]		 [      ]
100
 
⑲熟成度修正　　　　　　[      ]/100 ⑳積算価格　　　　　　            円／㎡
内訳
素
地		 事情の
内容		 月率変動率 造
成
工
事
費		 標準化補正 月率変動率 付
帯
費
用		 標準化補正 月率変動率
％／月  
 
　　　　
　　　　
　　　　		 ％／月  
 
　　　
　　　
　　　		 ％／月  
 
地域要因の比較 街路　　　　　　 交通・接近　　　 環境　　　　　 行政　　　　　 その他　　　　
(3)収益価格算定内訳
(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由
■
直
接
法		 ①総収益

　　　　　（円）		 ②総費用

　　　　　（円）		 ③純収益

　　　　　（円）		 ④建物に帰属する純
　収益
　　　　　（円）		 ⑤土地に帰属する
　純収益
　　　　　（円）		 ⑥未収入期間修正
　後の純収益
　　　　　（円）		 ⑦還元利回り

　　　　　（r-g）

355,268,084 
126,148,065 
229,120,019 
116,600,000 
112,520,019 		 （　0.9515）
107,062,798 		 （  3.0 -  0.3 ）
2.7％  
⑧収益価格 　  3,965,288,815 円　　　　（　  3,550,000 円／㎡）
⑨収益価格が試算
　できなかった場
　合その理由

□　収益還元法が適用
　　できない場合その
　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ
(4)開発法による価格算定内訳
(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない 開発法を適用する
場合の理由
①収入の現価の総和

　　　　　（円）		 ②支出の現価の総和

　　　　　（円）		 ③投下資本収益率

　　　　　（％）		 ④販売単価（住宅）

　　　（円／㎡）		 ⑤分譲可能床面積

　　　　　（㎡）		 ⑥建築工事費

　　（円／㎡）		 ⑦延床面積

　　　　（㎡）

 
 
 
 
 
 
 
⑧開発法による価格 　　                      円　　　　（　                      円／㎡）
　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ
名古屋中 5-5　宅地-4
(3)-2　想定建物の状況
①用　　途 ②建築面積　（㎡） ③構造・階層 ④延床面積　　（㎡）
高層店舗兼事務所 975.85 Ｓ7F2B 7,561.73
⑤公法上の規制等
用途地域等 基準建蔽率等 指定容積率 基準容積率等 地積 間口・奥行 前面道路、幅員等
商業 防火
地区計画
 100 ％   700 ％   600 ％   1,117 ㎡     46.0 m x   38.0 m  前面道路：市道     　  15.0 ｍ 
特定道路までの距離：        ｍ 
⑥想定建物の概要 Ｂ１Ｆ～２Ｆは店舗、３Ｆ～７Ｆは事務所。Ｂ２Ｆは機械式駐車場（２５台） ⑦有効率　  72.6 ％
の理由		 建築規模及び用途から妥当と判断。
(3)-3　総収益算出内訳
階層 ①用途 ②床面積

　　　　（㎡）		 ③有効率
（％）		 ④有効面積

　　　　（㎡）		 ⑤１㎡当たり月額
支払賃料
　　　　　(円)		 ⑥月額支払賃料

　　　　　(円)		 ⑦a保証金等(月数) ⑧a保証金等　　(円)
⑦b権利金等(月数) ⑧b権利金等　　(円)
地下
 2～ 2		 屋内駐車場
408.48 
 
 
 
 		    
   
地下
 1～ 1		 店舗
975.85 
79.9 
780.19 
5,500 
4,291,045 		 12.0  51,492,540 
0.0  0 

 1～ 1		 店舗
975.85 
37.7 
368.08 
10,000 
3,680,800 		 12.0  44,169,600 
0.0  0 

 2～ 2		 店舗
975.85 
85.3 
832.03 
5,500 
4,576,165 		 12.0  54,913,980 
0.0  0 

 3～ 7		 事務所
845.14 
83.0 
701.32 
3,550 
2,489,686 		 10.0  24,896,860 
0.0  0 

計
7,561.73 
72.6 
5,486.90 

24,996,440 		 275,060,420 
0 
⑨年額支払賃料     24,996,440 円　×　12ヶ月　＝　     299,957,280 円 
⑩a共益費（管理費）             900 円／㎡　×　   5,486.90 ㎡　×　12ヶ月　＝　      59,258,520 円 
⑩b共益費（管理費）の算出根拠 査定額
⑪その他の収入（駐車場使用料等）  40,000 円／台　×　  25 台　×　12ヶ月　＋　          　＝　      12,000,000 円 
⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額） 保証金等にて充当  円 
⑬空室等による損失相当額
(⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))		       359,215,800 円　　×　　   5.0 ％                          
＋　　　      12,000,000 円　　×　　   5.0 ％　＝　　    18,560,790 円 
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬ 352,655,010 円 
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）       275,060,420 円　×　　  95.0 ％　　×　　  1.00 ％　＝　       2,613,074 円 
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後） 償却年数（　       年 ）　　運用利回り（　       ％ ）                   
                  円　×　　       ％　　×　　　       　＝　                 円 
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）            円　×　　       ％　　×　　       ％　＝　　               円 
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰ 　　　　　　　　　　　　     355,268,084 円　　　　（　       318,056 円／㎡ ）
(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料
NO ①事例番号 ②事例の実際
　実質賃料
　　(円／㎡)		 ③事情補
　正		 ④時点修
　正		 ⑤標準化
　補正		 ⑥建物格
　差修正		 ⑦地域要
　因の比較		 ⑧基準階
　格差修正		 ⑨査定実質賃料
　(円／㎡)		 ⑩標準地基準階の賃料
a Ｂ中賃貸３５
　　　　-26		 3,361  
(   3,327) 		 100
[100.0]		 [100.0]
100		 100
[100.0]		 100
[100.0]		 100
[100.0]		 100
[100.0]
3,361 		 対象基準階の
　月額実質賃料
　　    3,580 円/㎡

　月額支払賃料
（　    3,550 円/㎡）


　基準階   3 F     B
b Ｂ中賃貸３５
　　　　-32		 3,660  
(   3,630) 		 100
[100.0]		 [100.0]
100		 100
[100.0]		 100
[100.0]		 100
[100.0]		 100
[100.0]
3,660 
c
　　　　		   
(        ) 		 100
[     ]		 [     ]
100		 100
[     ]		 100
[     ]		 100
[     ]		 100
[     ]
 
名古屋中 5-5　宅地-5
(3)-5　総費用算出内訳
項　目 実額相当額 算　出　根　拠
①修繕費 8,800,000 円  　　　　  2,200,000,000　×　　　　   0.4 ％
②維持管理費 64,962,765 円  　　　      371,215,800　×　　　　  17.5 ％
③公租公課  土地　　　　　　　　　   27,415,300 円  　　　査定額
 建物　　　　　　　　　   20,570,000 円  　　　　  2,200,000,000　×　　  55.0 ％　×　  17.00 /1000
④損害保険料     2,200,000 円  　　　　  2,200,000,000　×　　　　  0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金     2,200,000 円  　　　　  2,200,000,000　×　　　　  0.10 ％
⑥その他費用               円  　　　なし
⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　     126,148,065 円　（　　　　　　       112,935 円／㎡）　　（経費率　　  35.5 ％）
(3)-6　基本利率等
①ｒ：基本利率 3.0 ％  ⑥ｇ ：賃料の変動率 0.3 ％ 
②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格) 40 ％  ⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数 60 年 
③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格) 30 ％  ⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数 30 年 
④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格) 30 ％  ⑨ｎc：設備の経済的耐用年数 15 年 
⑤ｍ：未収入期間 1.5 年  ⑩α ：未収入期間を考慮した修正率 0.9515    
(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目 査　定　額 算　出　根　拠
①建物等の初期投資額 2,200,000,000 円   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　設計監理料率
　 280,000 円／㎡　×　   7,561.73 ㎡　×　(100% ＋　  4.00 ％)
②元利逓増償還率 0.0530     　　　躯体部分　　　　　　　 仕上部分　　　　　　 設備部分
　 0.0339 ×　 40 ％　＋　0.0492 ×  30 ％　＋ 0.0822 ×　 30 ％
③建物等に帰属する純収益
　　　　　　　　①×②		 116,600,000 円  
（　　　　　       104,387 円／㎡）
(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益 355,268,084 円      
②総費用 126,148,065 円      
③純収益　①－② 229,120,019 円      
④建物等に帰属する純収益 116,600,000 円      
⑤土地に帰属する純収益　③－④ 112,520,019 円      
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益

　　　　　⑤×α		 107,062,798 円      

　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　       95,849 円／㎡）
(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　   2.7 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  3,965,288,815 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　   3,550,000 円／㎡）
４　不動産ＩＤ 名古屋中 5-5　宅地-7
NO 　所在及び地番 　　不動産ＩＤ
1 　名古屋市中区栄三丁目１３１４番
 1800000214406-0000
2 　名古屋市中区栄三丁目１３１５番
 1800000214407-0000
3 　名古屋市中区栄三丁目１３１６番１
 1800000214408-0000
4 　名古屋市中区栄三丁目１３１６番２
 1800000214409-0000
5 　名古屋市中区栄三丁目１３１６番３
 1800000214410-0000
6 　名古屋市中区栄三丁目１３１７番
 1800000214411-0000
7 　名古屋市中区栄三丁目１３１８番１
 1800000214412-0000
8 　名古屋市中区栄三丁目１３１８番２
 1800000214413-0000
9 　名古屋市中区栄三丁目１３１８番３
 1800000214414-0000
10 　名古屋市中区栄三丁目１３１９番
 1800000214415-0000
11 　
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備考