鑑定評価書

令和6年1月15日　提出
練馬 -53　宅地-1

標準地番号

都道府県

所属分科会名

住所

練馬 -53

東京都

区部第１０

氏名

不動産鑑定士　原　勝久

TEL.

鑑定評価額

51,500,000 円

１㎡当たりの価格

343,000 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点	令和6年1月1日	(4)鑑定評価日	令和6年1月10日	(6) 路線価	[令和5年1月] 路線価又は倍率	265,000 円／㎡

						倍
(2)実地調査日	令和5年12月13日	(5)価格の種類	正常価格
					倍率種別

(3)鑑定評価の条件	更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標準地	①所在及び地番並びに「住居表示」等	練馬区南大泉５丁目８５３番１５｢南大泉５－１０－６｣				②地積　(㎡)	150 ( )	⑨法令上の規制等
	③形状	④敷地の利用の現況	⑤周辺の土地の利用　の状況	⑥接面道路の状況	⑦供給処　理施設　状況	⑧主要な交通施設との接　近の状況		１低専 (50,100) 準防（その他）高度地区1種 (60,100)
	1:1.5	住宅Ｗ2F1B	一般住宅の中にアパート等が見られる住宅地域	南4m区道	水道、ガス、下水	保谷 1.1km

(2)
近
隣
地
域

①範囲

東 130 ｍ、西 30 ｍ、南 20 ｍ、北 50 ｍ

②標準的使用

低層住宅地

③標準的画地の形状等

間口　約　　 9.5 ｍ、奥行　約　　 16.0 ｍ、規模　　 150 ㎡程度、形状　長方形

④地域的特性

特記

事項

特にない

街

路

基準方位北、　　４
ｍ区道

交通

施設

保谷駅北東方

1.1km

法令

規制

１低専
(60,100)
準防
高度地区1種

⑤地域要因の将
　来予測

最寄駅からやや離れた住環境の良好な住宅地域である。地域要因に特段の変化は認められず、今後暫くは同様の
住環境が維持されると予測する。

(3)最有効使用の判定

低層住宅地

(4)対象標準地の
　個別的要因

方位　　　　　　　　　　　　　　 +5.0

(5)鑑定評価の手法
　の適用

取引事例比較法

比準価格　　　　　　　 350,000 円／㎡

収益還元法

収益価格　　　　　　　 192,000 円／㎡

原価法

積算価格　　　　　　　 / 円／㎡

開発法

開発法に
よる価格　　 / 円／㎡

(6)市場の特性

同一需給圏は練馬区及び隣接市区内の西武池袋線沿線に存する住宅地域である。需要者の中心は一次取得者及び買替取
得者である。最寄駅への交通利便性はやや劣るものの居住環境は良好で需要は底堅い。市場の中心価格帯は約１００㎡
程度の戸建住宅地で３千万円台から４千万円台前半程度、新築戸建住宅で４千万円台後半から５千万円台後半程度であ
る。

(7)試算価格の調整
　・検証及び鑑定
　評価額の決定の
　理由

対象標準地は最寄駅からやや離れた居住環境の良好な住宅地域に存する。主たる需要者層は、居住の快適性を重視する
自用目的の取得者である。比準価格は、戸建住宅地の取引事例から試算しており市場性を反映した実証的な価格である
。収益価格は、法令上の規制による高度利用の制限や賃料水準等から低位に試算された。よって、比準価格を重視し収
益価格を参酌して、代表標準地との検討を踏まえて、鑑定評価額を上記のとおり決定した。

(8)
前
年
公
示
価
格
等
か
ら
の
検
討

①■代表標準地　□標準地

②時点

③標準化

④地域要

⑤個別的

⑥対象標準地の規準

⑦
内
訳

標準化補正

　前年標準地番号
　[　練馬 -29 　]

　修正

　補正

　因の比
　較

　要因の
　比較

　価格
　　　　（円／㎡）

街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　   0.0
環境　　　　　　   0.0
画地　　　　　　   0.0

[前年代表標準地等の価格]
　　　　 424,000 円／㎡

[104.0]
100

100
[100.0]

100
[135.5]

[105.0]
100

342,000

⑧-1対象標準地の検討
■継続　□新規
前年標準地の価格
　　　　　　    332,000 円／㎡
⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一
　地点）である場合の検討
□指定基準地　□基準地
指定基準地等番号
　[　                           　]
前年指定基準地等の価格（半年前）
　　　　　　            円／㎡

⑩
価
格
形
成
要
因
の
変
動
状
況

[一般的要因]

[地域要因]

[個別的要因]

景気は緩やかに回復している。練馬区内の人
口は微増傾向にある。練馬区内の土地取引件
数は減少傾向にある。

最寄駅からやや離れた居住環境の良好な住宅
地域であり、地域要因に特段の変化は認めら
れない。地価は上昇している。

個別的要因に変動はない。

行政　　　　　　 0.0
その他　　　　　 0.0

地域要因の比較

街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　  +5.0
環境　　　　　　 +29.0
行政　　　　　　   0.0
その他　　　　　   0.0

⑨変動率

年間

半年間
（指定基準地等）

+3.3 ％

％

３　試算価格算定内訳

練馬 -53　宅地-2

(1)比準価格算定内訳

NO	①取引事　例番号	②所在及び地番並びに「住居表示」　等	③取引時　点	④類　型	⑤地積　　　　(㎡)	⑥画地の形状	⑦接面道路の　状況	⑧主要交通施　設の状況	⑨法令上の規制　等
a	Ｒ６公１３ -16	練馬区		建付地	（　）	ほぼ長方形	南6m区道、中間画地		１低専高度地区1種 (60,100)
b	Ｒ６公４ -4	練馬区		建付地	（　）	ほぼ整形	東5.1m区道、中間画地		１低専高度地区1種 (60,100)
c	Ｒ６公４ -103	練馬区		建付地	（　）	ほぼ長方形	西4m区道、中間画地		１低専高度地区1種 (60,100)
d	Ｒ６公１３ -17	練馬区		建付地	（　）	ほぼ整形	西4m区道、南4m、角地		１低専高度地区1種地区計画等 (70,100)
e	Ｒ６公１４ -12	練馬区		建付地	（　）	ほぼ長方形	南西6m区道、中間画地		１低専高度地区1種地区計画等 (60,100)

NO	⑩取引価格　　(円／㎡)	⑪事情補　正	⑫時点修　正	⑬建付減価　の補正	⑭標準化　補正	⑮推定価格　　(円／㎡)	⑯地域要因　の比較	⑰標準価格　　(円／㎡)	⑱個別的要因の　比較	⑲査定価格　　(円／㎡)
a	(　 ) 355,058	100 [ 100.0]	[ 101.8] 100	100 [ 100.0]	100 [ 105.0]	344,237	100 [ 105.0]	327,845	街路　　 0.0 交通・　 0.0 接近環境　　 0.0 画地　　 +5.0 行政　　 0.0 その他　 0.0 　　　[ 105.0] 　　　　 100	344,000
b	(　 ) 320,017	100 [ 100.0]	[ 102.3] 100	100 [ 100.0]	100 [ 102.0]	320,958	100 [ 97.9]	327,843		344,000
c	(　 ) 324,334	100 [ 100.0]	[ 102.5] 100	100 [ 100.0]	100 [ 102.0]	325,924	100 [ 98.0]	332,576		349,000
d	(　 ) 292,097	100 [ 100.0]	[ 101.3] 100	100 [ 100.0]	100 [ 109.3]	270,718	100 [ 88.2]	306,937		322,000
e	(　 ) 366,115	100 [ 100.0]	[ 102.8] 100	100 [ 100.0]	100 [ 104.0]	361,891	100 [ 104.0]	347,972		365,000

NO	ア事情の　内容	イ月率変　動率	ウ標準化補正の内訳			エ地域要因の比較の内訳
a	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +1.0	交通・接近　 +4.0	環境　　　　 0.0
a	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +5.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
b	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +1.0	交通・接近　 +2.0	環境　　　　 -5.0
b	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +2.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
c	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 0.0	交通・接近　 -2.0	環境　　　　 0.0
c	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +2.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
d	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 +1.0	街路　　　　 0.0	交通・接近　 -2.0	環境　　　　 -10.0
d	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +8.2	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
e	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +2.0	交通・接近　 +2.0	環境　　　　 0.0
e	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +4.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0

オ比準価格決定の理由	[比準価格：　 350,000 円／㎡]

練馬 -53　宅地-3

(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由			既成市街地に存し、再調達原価の把握が困難なため。
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格

①造成事例番号

②所在及び地番

③素地の取得価格　　　　(円／㎡)	④事情補正	⑤時点修正	⑥素地の補修正後　の価格　　　(円／㎡)	⑦造成工事費　　　(円／㎡)	⑧標準化補正	⑨時点修正	⑩造成工事費の補　修正後の価格　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100			100 [ ]	[ ] 100
⑪付帯費用　　　　(円／㎡)	⑫標準化補正	⑬時点修正	⑭付帯費用の補修　正後の価格　　　(円／㎡)	⑮有効宅地化率で　除した価格　　　(円／㎡)	⑯地域要因の比　較	⑰個別的要因の　比較	⑱再調達原価　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100		（　％）	100 [ ]	[ ] 100

⑲熟成度修正　　　　　　[ ]/100	⑳積算価格　　　　　　円／㎡
内訳

素
地

事情の
内容

月率変動率

造
成
工
事
費

標準化補正

月率変動率

付
帯
費
用

標準化補正

月率変動率

％／月

地域要因の比較

街路　　　　　　

交通・接近　　　

環境　　　　　

行政　　　　　

その他　　　　

(3)収益価格算定内訳

(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由

■ 直接法	①総収益　　　　　（円）	②総費用　　　　　（円）	③純収益　　　　　（円）	④建物に帰属する純　収益　　　　　（円）	⑤土地に帰属する　純収益　　　　　（円）	⑥未収入期間修正　後の純収益　　　　　（円）	⑦還元利回り　　　　　（r-g）
	3,646,219	589,044	3,057,175	1,873,550	1,183,625	（　0.9722） 1,150,720	（ 4.3 - 0.3 ） 4.0％
	⑧収益価格	28,768,000 円　　　　（　 192,000 円／㎡）
	⑨収益価格が試算　できなかった場　合その理由
□　収益還元法が適用　　できない場合その　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ

(4)開発法による価格算定内訳

(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない

開発法を適用する
場合の理由

①収入の現価の総和　　　　　（円）	②支出の現価の総和　　　　　（円）	③投下資本収益率　　　　　（％）	④販売単価（住宅）　　　（円／㎡）	⑤分譲可能床面積　　　　　（㎡）	⑥建築工事費　　（円／㎡）	⑦延床面積　　　　（㎡）

⑧開発法による価格	円　　　　（　円／㎡）

　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ

練馬 -53　宅地-4

(3)-2　想定建物の状況
①用　　途	②建築面積　（㎡）	③構造・階層	④延床面積　　（㎡）
共同住宅	74.00	Ｗ2	140.00
⑤公法上の規制等

用途地域等	基準建蔽率等	指定容積率	基準容積率等	地積	間口・奥行	前面道路、幅員等
１低専準防高度地区1種	60 ％	100 ％	100 ％	150 ㎡	9.5 m x 16.0 m	前面道路：区道　 4.0 ｍ特定道路までの距離：ｍ

⑥想定建物の概要

専有面積３５㎡程度の１ＬＤＫタイプの共同住宅を想定。

⑦有効率　 100.0 ％
の理由

外階段、外廊下のため。

(3)-3　総収益算出内訳

階層	①用途	②床面積　　　　（㎡）	③有効率（％）	④有効面積　　　　（㎡）	⑤１㎡当たり月額支払賃料　　　　　(円)	⑥月額支払賃料　　　　　(円)	⑦a保証金等(月数)	⑧a保証金等　　(円)
							⑦b権利金等(月数)	⑧b権利金等　　(円)
1～ 1	住宅	70.00	100.0	70.00	2,210	154,700	1.0	154,700
							1.0	154,700
2～ 2	住宅	70.00	100.0	70.00	2,260	158,200	1.0	158,200
							1.0	158,200
～

～

～

計		140.00	100.0	140.00		312,900		312,900
								312,900

⑨年額支払賃料	312,900 円　×　12ヶ月　＝　 3,754,800 円
⑩a共益費（管理費）	円／㎡　×　 140.00 ㎡　×　12ヶ月　＝　 0 円
⑩b共益費（管理費）の算出根拠
⑪その他の収入（駐車場使用料等）	円／台　×　台　×　12ヶ月　＋　　＝　円

⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額）

敷金により担保されているため計上しない。

円

⑬空室等による損失相当額 (⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))	3,754,800 円　　×　　 5.0 ％＋　　　円　　×　　％　＝　　 187,740 円
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬	3,567,060 円
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）	312,900 円　×　　 95.0 ％　　×　　 1.00 ％　＝　 2,973 円
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後）	償却年数（　 4 年）　　運用利回り（　 1.00 ％） 312,900 円　×　　 95.0 ％　　×　　　 0.2563　＝　 76,186 円
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）	円　×　　％　　×　　％　＝　　円
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰	3,646,219 円　　　　（　 24,308 円／㎡）

(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料

NO	①事例番号	②事例の実際　実質賃料　　(円／㎡)	③事情補　正	④時点修　正	⑤標準化　補正	⑥建物格　差修正	⑦地域要　因の比較	⑧基準階　格差修正	⑨査定実質賃料　(円／㎡)	⑩標準地基準階の賃料
a	Ｒ６公賃１１　　　　-21	2,341 ( 2,291)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [100.0]	100 [109.0]	100 [100.0]	2,148	対象基準階の　月額実質賃料　　 2,310 円/㎡　月額支払賃料（　 2,260 円/㎡）　基準階 2 F B
b	Ｒ６公賃１１　　　　-23	2,413 ( 2,411)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [ 98.0]	100 [110.0]	100 [100.0]	2,238
c	Ｒ６公賃１１　　　　-22	2,948 ( 2,884)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [ 99.0]	100 [120.0]	100 [100.0]	2,481

練馬 -53　宅地-5

(3)-5　総費用算出内訳
項　目	実額相当額	算　出　根　拠
①修繕費	106,000 円	26,500,000　×　　　　 0.4 ％
②維持管理費	112,644 円	3,754,800　×　　　　 3.0 ％
③公租公課	土地　　　　　　　　　 92,200 円	査定額
	建物　　　　　　　　　 225,200 円	26,500,000　×　　 50.0 ％　×　 17.00 /1000
④損害保険料	26,500 円	26,500,000　×　　　　 0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金	26,500 円	26,500,000　×　　　　 0.10 ％
⑥その他費用	円

⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　 589,044 円　（　　　　　　 3,927 円／㎡）　　（経費率　　 16.2 ％）

(3)-6　基本利率等

①ｒ：基本利率

4.3 ％

⑥ｇ：賃料の変動率

0.3 ％

②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格)

40 ％

⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数

30 年

③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格)

40 ％

⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数

20 年

④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格)

20 ％

⑨ｎc：設備の経済的耐用年数

15 年

⑤ｍ：未収入期間

0.5 年

⑩α：未収入期間を考慮した修正率

0.9722

(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目	査　定　額	算　出　根　拠
①建物等の初期投資額	26,500,000 円	設計監理料率　 184,000 円／㎡　×　 140.00 ㎡　×　(100% ＋　 3.00 ％)
②元利逓増償還率	0.0707	躯体部分　　　　　　　仕上部分　　　　　　設備部分　 0.0579 ×　 40 ％　＋　0.0737 × 40 ％　＋ 0.0901 ×　 20 ％
③建物等に帰属する純収益　　　　　　　　①×②	1,873,550 円（　　　　　 12,490 円／㎡）

(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益	3,646,219 円
②総費用	589,044 円
③純収益　①－②	3,057,175 円
④建物等に帰属する純収益	1,873,550 円
⑤土地に帰属する純収益　③－④	1,183,625 円
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益　　　　　⑤×α	1,150,720 円　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7,671 円／㎡）

(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　 4.0 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 28,768,000 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 192,000 円／㎡）

４　不動産ＩＤ

練馬 -53　宅地-7

NO	所在及び地番	不動産ＩＤ
1	練馬区南大泉五丁目８５３番１５	0116000329747-0000
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50

備考

別記様式第一

鑑定評価書（令和 6 年地価公示）

令和6年1月15日　提出
練馬 -53　宅地-1

標準地番号

都道府県

所属分科会名

住所

練馬 -53

東京都

区部第１０

氏名

不動産鑑定士　横山　宗忠

TEL.

鑑定評価額

51,500,000 円

１㎡当たりの価格

343,000 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点	令和6年1月1日	(4)鑑定評価日	令和6年1月10日	(6) 路線価	[令和5年1月] 路線価又は倍率	265,000 円／㎡

						倍
(2)実地調査日	令和5年12月8日	(5)価格の種類	正常価格
					倍率種別

(3)鑑定評価の条件	更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標準地	①所在及び地番並びに「住居表示」等	練馬区南大泉５丁目８５３番１５｢南大泉５－１０－６｣				②地積　(㎡)	150 ( )	⑨法令上の規制等
	③形状	④敷地の利用の現況	⑤周辺の土地の利用　の状況	⑥接面道路の状況	⑦供給処　理施設　状況	⑧主要な交通施設との接　近の状況		１低専 (50,100) 準防（その他）高度地区1種 (60,100)
	1:1.5	住宅Ｗ2F1B	一般住宅の中にアパート等が見られる住宅地域	南4m区道	水道、ガス、下水	保谷 1.1km

(2)
近
隣
地
域

①範囲

東 130 ｍ、西 30 ｍ、南 20 ｍ、北 50 ｍ

②標準的使用

低層住宅地

③標準的画地の形状等

間口　約　　 9.5 ｍ、奥行　約　　 16.0 ｍ、規模　　 150 ㎡程度、形状　長方形

④地域的特性

特記

事項

特にない

街

路

基準方位　北　　４
ｍ区道

交通

施設

保谷駅北東方

1.1km

法令

規制

１低専
(60,100)
準防
高度地区1種

⑤地域要因の将
　来予測

一般住宅を中心にアパート等も見られる低層住宅地域として熟成している。重点地区まちづくり計画の策定によ
り、今後は周辺環境との調和が進みつつ、住宅地としてより熟成していくものと予測される。

(3)最有効使用の判定

低層住宅地

(4)対象標準地の
　個別的要因

方位　　　　　　　　　　　　　　 +5.0

(5)鑑定評価の手法
　の適用

取引事例比較法

比準価格　　　　　　　 349,000 円／㎡

収益還元法

収益価格　　　　　　　 189,000 円／㎡

原価法

積算価格　　　　　　　 / 円／㎡

開発法

開発法に
よる価格　　 / 円／㎡

(6)市場の特性

同一需給圏は、概ね区内を通じる鉄道各線の駅勢圏に広がる住宅地域であり、需要の中心は区内外の個人（一次取得者
層・買替層）や建売業者等が想定される。最寄駅への接近性にやや劣るものの良質な住環境を有しており、また対象標
準地の所在する区の西部地区においては価格の値頃感もあって需要は底堅く、地価も上昇傾向が続いている。中心価格
帯は標準的規模の土地で３～４千万円程度、新築建売住宅で４～５千万円程度と判断される。

(7)試算価格の調整
　・検証及び鑑定
　評価額の決定の
　理由

各試算価格の前提となる市場分析資料の信頼性は高く、その手順も適切と判断される。但し、対象標準地には公法規制
や画地条件等の各種制約があるため、収益価格は低位に試算される結果となった。地域周辺には賃貸用不動産も散見さ
れるが、当地域では居住の快適性を重視した自己利用目的の取引が中心となっている。以上を考慮し、市場の実勢を反
映した比準価格を中心に収益価格を参酌し、代表標準地との検討も踏まえて、鑑定評価額を上記のとおり決定した。

(8)
前
年
公
示
価
格
等
か
ら
の
検
討

①■代表標準地　□標準地

②時点

③標準化

④地域要

⑤個別的

⑥対象標準地の規準

⑦
内
訳

標準化補正

　前年標準地番号
　[　練馬 -29 　]

　修正

　補正

　因の比
　較

　要因の
　比較

　価格
　　　　（円／㎡）

街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　   0.0
環境　　　　　　   0.0
画地　　　　　　   0.0

[前年代表標準地等の価格]
　　　　 424,000 円／㎡

[104.0]
100

100
[100.0]

100
[134.4]

[105.0]
100

345,000

⑩
価
格
形
成
要
因
の
変
動
状
況

[一般的要因]

[地域要因]

[個別的要因]

区内の人口は微増傾向。土地取引件数は弱含
んでいるが、新設住宅着工戸数は増加してお
り、住宅需要は引き続き堅調で取引価格も上
昇傾向にある。

最寄駅からやや離れるが居住環境の良好な住
宅地域である。重点地区まちづくり計画が策
定されたが、現状では地域要因に特段の変化
は認められない。

個別的要因に変動はない。

行政　　　　　　 0.0
その他　　　　　 0.0

地域要因の比較

街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　  +5.0
環境　　　　　　 +28.0
行政　　　　　　   0.0
その他　　　　　   0.0

⑨変動率

年間

半年間
（指定基準地等）

+3.3 ％

％

３　試算価格算定内訳

練馬 -53　宅地-2

(1)比準価格算定内訳

NO	①取引事　例番号	②所在及び地番並びに「住居表示」　等	③取引時　点	④類　型	⑤地積　　　　(㎡)	⑥画地の形状	⑦接面道路の　状況	⑧主要交通施　設の状況	⑨法令上の規制　等
a	Ｒ６公３ -4	練馬区		建付地	（　）	長方形	東4.3m区道、北4m、角地		１低専高度地区1種 (70,100)
b	Ｒ６公１３ -6	練馬区		更地	（　）	ほぼ長方形	南4m区道、中間画地		１低専高度地区1種 (60,100)
c	Ｒ６公１１ -17	練馬区		建付地	（　）	ほぼ正方形	南4.5m区道、西5m、角地		１低専高度地区1種 (70,100)
d	Ｒ６公１３ -16	練馬区		建付地	（　）	ほぼ長方形	南6m区道、中間画地		１低専高度地区1種 (60,100)
e					（　）

NO	⑩取引価格　　(円／㎡)	⑪事情補　正	⑫時点修　正	⑬建付減価　の補正	⑭標準化　補正	⑮推定価格　　(円／㎡)	⑯地域要因　の比較	⑰標準価格　　(円／㎡)	⑱個別的要因の　比較	⑲査定価格　　(円／㎡)
a	(　 ) 364,235	100 [ 100.0]	[ 102.0] 100	100 [ 100.0]	100 [ 105.1]	353,492	100 [ 106.6]	331,606	街路　　 0.0 交通・　 0.0 接近環境　　 0.0 画地　　 +5.0 行政　　 0.0 その他　 0.0 　　　[ 105.0] 　　　　 100	348,000
b	(　 ) 312,643	100 [ 100.0]	[ 102.3] 100	100 [ / ]	100 [ 105.0]	304,604	100 [ 94.1]	323,702		340,000
c	(　 ) 389,385	100 [ 100.0]	[ 101.8] 100	100 [ 100.0]	100 [ 108.2]	366,353	100 [ 103.5]	353,964		372,000
d	(　 ) 355,058	100 [ 100.0]	[ 101.8] 100	100 [ 100.0]	100 [ 105.0]	344,237	100 [ 102.9]	334,535		351,000
e	(　 )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]		100 [ ]

NO	ア事情の　内容	イ月率変　動率	ウ標準化補正の内訳			エ地域要因の比較の内訳
a	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +0.5	交通・接近　 +4.0	環境　　　　 +2.0
a	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +5.1	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
b	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 0.0	交通・接近　 -2.0	環境　　　　 -4.0
b	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +5.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
c	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +0.5	交通・接近　 -1.0	環境　　　　 +4.0
c	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +8.2	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
d	正常	％／月 +0.25	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +1.0	交通・接近　 +4.0	環境　　　　 -2.0
d	正常	％／月 +0.25	画地　　　　 +5.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
e		％／月	街路	交通・接近	環境	街路	交通・接近	環境
e		％／月	画地	行政	その他	行政	その他

オ比準価格決定の理由	[比準価格：　 349,000 円／㎡]

練馬 -53　宅地-3

(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由			既成市街地の宅地であり、土地の再調達原価の把握が困難であるため。
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格

①造成事例番号

②所在及び地番

③素地の取得価格　　　　(円／㎡)	④事情補正	⑤時点修正	⑥素地の補修正後　の価格　　　(円／㎡)	⑦造成工事費　　　(円／㎡)	⑧標準化補正	⑨時点修正	⑩造成工事費の補　修正後の価格　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100			100 [ ]	[ ] 100
⑪付帯費用　　　　(円／㎡)	⑫標準化補正	⑬時点修正	⑭付帯費用の補修　正後の価格　　　(円／㎡)	⑮有効宅地化率で　除した価格　　　(円／㎡)	⑯地域要因の比　較	⑰個別的要因の　比較	⑱再調達原価　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100		（　％）	100 [ ]	[ ] 100

⑲熟成度修正　　　　　　[ ]/100	⑳積算価格　　　　　　円／㎡
内訳

素
地

事情の
内容

月率変動率

造
成
工
事
費

標準化補正

月率変動率

付
帯
費
用

標準化補正

月率変動率

％／月

地域要因の比較

街路　　　　　　

交通・接近　　　

環境　　　　　

行政　　　　　

その他　　　　

(3)収益価格算定内訳

(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由

■ 直接法	①総収益　　　　　（円）	②総費用　　　　　（円）	③純収益　　　　　（円）	④建物に帰属する純　収益　　　　　（円）	⑤土地に帰属する　純収益　　　　　（円）	⑥未収入期間修正　後の純収益　　　　　（円）	⑦還元利回り　　　　　（r-g）
	3,791,008	643,317	3,147,691	1,979,600	1,168,091	（　0.9722） 1,135,618	（ 4.3 - 0.3 ） 4.0％
	⑧収益価格	28,390,450 円　　　　（　 189,000 円／㎡）
	⑨収益価格が試算　できなかった場　合その理由
□　収益還元法が適用　　できない場合その　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ

(4)開発法による価格算定内訳

(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない

開発法を適用する
場合の理由

①収入の現価の総和　　　　　（円）	②支出の現価の総和　　　　　（円）	③投下資本収益率　　　　　（％）	④販売単価（住宅）　　　（円／㎡）	⑤分譲可能床面積　　　　　（㎡）	⑥建築工事費　　（円／㎡）	⑦延床面積　　　　（㎡）

⑧開発法による価格	円　　　　（　円／㎡）

　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ

練馬 -53　宅地-4

(3)-2　想定建物の状況
①用　　途	②建築面積　（㎡）	③構造・階層	④延床面積　　（㎡）
共同住宅	75.00	Ｗ2	143.00
⑤公法上の規制等

用途地域等	基準建蔽率等	指定容積率	基準容積率等	地積	間口・奥行	前面道路、幅員等
１低専準防高度地区1種	60 ％	100 ％	100 ％	150 ㎡	9.5 m x 16.0 m	前面道路：区道　 4.0 ｍ特定道路までの距離：ｍ

⑥想定建物の概要

平均専有面積３６㎡程度、１ＤＫタイプの共同住宅を想定

⑦有効率　 100.0 ％
の理由

外階段及び外廊下想定のため。

(3)-3　総収益算出内訳

階層	①用途	②床面積　　　　（㎡）	③有効率（％）	④有効面積　　　　（㎡）	⑤１㎡当たり月額支払賃料　　　　　(円)	⑥月額支払賃料　　　　　(円)	⑦a保証金等(月数)	⑧a保証金等　　(円)
							⑦b権利金等(月数)	⑧b権利金等　　(円)
1～ 1	住宅	71.50	100.0	71.50	2,250	160,875	1.0	160,875
							1.0	160,875
2～ 2	住宅	71.50	100.0	71.50	2,300	164,450	1.0	164,450
							1.0	164,450
～

～

～

計		143.00	100.0	143.00		325,325		325,325
								325,325

⑨年額支払賃料	325,325 円　×　12ヶ月　＝　 3,903,900 円
⑩a共益費（管理費）	円／㎡　×　 143.00 ㎡　×　12ヶ月　＝　 0 円
⑩b共益費（管理費）の算出根拠
⑪その他の収入（駐車場使用料等）	円／台　×　台　×　12ヶ月　＋　　＝　円

⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額）

保証金等により担保されているため計上しない

円

⑬空室等による損失相当額 (⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))	3,903,900 円　　×　　 5.0 ％＋　　　円　　×　　％　＝　　 195,195 円
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬	3,708,705 円
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）	325,325 円　×　　 95.0 ％　　×　　 1.00 ％　＝　 3,091 円
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後）	償却年数（　 4 年）　　運用利回り（　 1.00 ％） 325,325 円　×　　 95.0 ％　　×　　　 0.2563　＝　 79,212 円
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）	円　×　　％　　×　　％　＝　　円
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰	3,791,008 円　　　　（　 25,273 円／㎡）

(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料

NO	①事例番号	②事例の実際　実質賃料　　(円／㎡)	③事情補　正	④時点修　正	⑤標準化　補正	⑥建物格　差修正	⑦地域要　因の比較	⑧基準階　格差修正	⑨査定実質賃料　(円／㎡)	⑩標準地基準階の賃料
a	Ｒ６公賃１４　　　　-19	2,341 ( 2,291)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [103.0]	100 [100.0]	100 [101.7]	100 [100.0]	2,235	対象基準階の　月額実質賃料　　 2,351 円/㎡　月額支払賃料（　 2,300 円/㎡）　基準階 2 F B
b	Ｒ６公賃１４　　　　-20	2,073 ( 2,071)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [102.0]	100 [ 94.0]	100 [ 97.4]	100 [100.0]	2,220
c	Ｒ６公賃１４　　　　-21	3,330 ( 3,330)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [ 99.0]	100 [107.0]	100 [121.0]	100 [100.0]	2,598

練馬 -53　宅地-5

(3)-5　総費用算出内訳
項　目	実額相当額	算　出　根　拠
①修繕費	140,000 円	28,000,000　×　　　　 0.5 ％
②維持管理費	117,117 円	3,903,900　×　　　　 3.0 ％
③公租公課	土地　　　　　　　　　 92,200 円	査定額
	建物　　　　　　　　　 238,000 円	28,000,000　×　　 50.0 ％　×　 17.00 /1000
④損害保険料	28,000 円	28,000,000　×　　　　 0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金	28,000 円	28,000,000　×　　　　 0.10 ％
⑥その他費用	円

⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　 643,317 円　（　　　　　　 4,289 円／㎡）　　（経費率　　 17.0 ％）

(3)-6　基本利率等

①ｒ：基本利率

4.3 ％

⑥ｇ：賃料の変動率

0.3 ％

②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格)

40 ％

⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数

30 年

③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格)

40 ％

⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数

20 年

④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格)

20 ％

⑨ｎc：設備の経済的耐用年数

15 年

⑤ｍ：未収入期間

0.5 年

⑩α：未収入期間を考慮した修正率

0.9722

(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目	査　定　額	算　出　根　拠
①建物等の初期投資額	28,000,000 円	設計監理料率　 190,000 円／㎡　×　 143.00 ㎡　×　(100% ＋　 3.00 ％)
②元利逓増償還率	0.0707	躯体部分　　　　　　　仕上部分　　　　　　設備部分　 0.0579 ×　 40 ％　＋　0.0737 × 40 ％　＋ 0.0901 ×　 20 ％
③建物等に帰属する純収益　　　　　　　　①×②	1,979,600 円（　　　　　 13,197 円／㎡）

(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益	3,791,008 円
②総費用	643,317 円
③純収益　①－②	3,147,691 円
④建物等に帰属する純収益	1,979,600 円
⑤土地に帰属する純収益　③－④	1,168,091 円
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益　　　　　⑤×α	1,135,618 円　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7,571 円／㎡）

(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　 4.0 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 28,390,450 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 189,000 円／㎡）

４　不動産ＩＤ

練馬 -53　宅地-7

NO	所在及び地番	不動産ＩＤ
1	練馬区南大泉五丁目８５３番１５	0116000329747-0000
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50

備考