別記様式第二 鑑定評価書（令和 5 年地価公示）

令和5年1月16日　提出 倉敷 3-1　宅地見込地-1

標準地番号 都道府県 所属分科会名 住所   倉敷 3-1 岡山県 岡山第２ 氏名  不動産鑑定士　宗友　隆明   TEL.

鑑定評価額 14,200,000 円  １㎡当たりの価格 10,600 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点 令和5年1月1日 (4)鑑定評価日 令和5年1月15日 (6) 路 線 価 [令和4年1月] 路線価又は倍率  円／㎡   倍  (2)実地調査日 令和4年12月1日 (5)価格の種類 正常価格 倍率種別 市比準 (3)鑑定評価の条件 当該土地に工作物又は立木等がなく、かつ、使用収益を制約する権利の存しないものとしての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標 準 地 ①所在及び地番 倉敷市玉島阿賀崎字亀崎２３７０番 ②地積(㎡) 1,344  ⑨法令上の規制等 ③形状 ④土地の利用の現況 ⑤周辺の土地の利用 　の状況 ⑥接面道路の状況 ⑦供給 処理施 設状況 ⑧主要な交通施設との 　接近の状況 １住居 (60,200) （その他） (60,160) 1:2.5 田 周辺が宅地化されつつある熟成度中位の地域 南1.3m未舗装市道 水道、ガス、下水 新倉敷 4.1km (2) 近 隣 地 域 ①範囲 東  100 ｍ、西  150 ｍ、南  100 ｍ、北  150 ｍ ②標準的使用 住宅地開発の見込まれる田地 ③標準的画地の形状等 間口　約　　   20.0 ｍ、奥行　約　　   60.0 ｍ、規模　　      1,200 ㎡程度、形状　ほぼ長方形 ④地域的特性 特記 事項 国道４２９号南側の水田地域 道 路 ４ｍ市道に近い 交通 施設 新倉敷駅南西方 4.1km 法令 規制 １住居 (60,160) ⑤地域要因の 　将来予測 玉島地区の住宅需要は、国道４２９号線以北～新倉敷駅周辺に向いているので、対象地周辺は当面は現状維持で 推移してゆくものと予測される。地価は、横這い又は微増傾向で推移するものと予測される。 (3)最有効使用の判定 住宅地開発の見込まれる田地 (4)対象標準地 　の個別的要 　因 ない (5)鑑定評価の手法 　の適用 取引事例比較法 比準価格　　　　　     10,600 円／㎡ 控除法 控除後価格　　　　     10,600 円／㎡ (6)市場の特性 同一需給圏は、玉島地区を中心に住宅地の開発適地となる水田地帯一円である。需要層は、地元の不動産業者で、県外 資本・ハウスメーカー等は見られない。近傍周辺では開発素地の新規供給も見られず、需給ともに大きな動きもなく、 価格はおおね安定的に推移している。 (7)試算価格の調整 　 ・検証及び鑑定 　 評価額の決定の 　 理由 比準価格は、実際に取引された素地価格から試算しており、実証的である。控除後価格は、試算過程に想定部分を有す るなど精度的にやや劣る。また、市場実態も実際の取引で成立した価格を中心に価格形成されているのが実情なので、 市場に立脚した比準価格を重視し、需給動向、単価と総額との関連を踏まえ、鑑定評価額を上記のとおり決定した。 (8) 前 年 公 示 価 格 等 か ら の 検 討 ア　同一需給圏内の類似地域にある標準地等 ①□標準地　　□基準地 ②時点 ③標準化 ④地域要 ⑤個別的 ⑥対象標準地の規準 ⑦ 内 訳 標準化補正 　前年標準地等番号 　[　                           　] 　修正 　補正 　因の比 　較 　要因の 　比較 　価格 　　　　（円／㎡） 画地　　　　　　　　　        行政　　　　　　　　　        その他　　　　　　　　        [前年標準地等の価格] 　　　　　　　　            円／㎡ [     ] 100 100 [     ] 100 [     ] [     ] 100              イ 対 象 標 準 地 ⑧[前年対象標準地等の価格]　　　　     10,600 円／㎡ ⑨変動率 　　　　　　   0.0 ％／年間 ⑩ 価 格 形 成 要 因 の 変 動 状 況 [一般的要因] [地域要因] [個別的要因] 人口・世帯数ともに微増傾向で推移しており、郊外 住宅地として熟成を重ねている。なお、コロナ禍の 影響は見られない。 地域内に特段の変化もなく、おおむね安定的に推移 している。 個別的要因に変動はない。 地域要因の比較 交通・接近　　　　　　        環境　　　　　　　　　        宅地造成　　　　　　　        行政　　　　　　　　　        その他