別記様式第一 鑑定評価書（令和 4 年地価公示）

令和4年1月14日　提出 尾鷲 -3　宅地-1

標準地番号 都道府県 所属分科会名 住所   尾鷲 -3 三重県 三重第３ 氏名  不動産鑑定士　高橋　孝生   TEL.

鑑定評価額 3,430,000 円  １㎡当たりの価格 32,700 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点 令和4年1月1日 (4)鑑定評価日 令和4年1月5日 (6) 路 線 価 [令和3年1月] 路線価又は倍率 27,000 円／㎡   倍  (2)実地調査日 令和3年12月25日 (5)価格の種類 正常価格 倍率種別 (3)鑑定評価の条件 更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標 準 地 ①所在及び地番並 びに「住居表示」等 尾鷲市倉ノ谷町１０５０番４５ ｢倉ノ谷町１６－１３｣ ②地積 　(㎡) 105   (           )  ⑨法令上の規制等 ③形状 ④敷地の利用の現況 ⑤周辺の土地の利用 　の状況 ⑥接面道路の状況 ⑦供給処 　理施設 　状況 ⑧主要な交通施設との接 　近の状況 （都）  (70,200) （その他） 1:2 住宅 Ｗ2 一般住宅が建ち並ぶ 区画整然とした住宅 地域 北4m市道 水道 尾鷲 1.1km (2) 近 隣 地 域 ①範囲 東    50 ｍ、西    30 ｍ、南    50 ｍ、北    30 ｍ ②標準的使用 戸建住宅地 ③標準的画地の形状等 間口　約　　   7.5 ｍ、奥行　約　　  14.0 ｍ、規模　　       105 ㎡程度、形状　ほぼ長方形 ④地域的特性 特記 事項 特にない 街 路 基準方位北、４ｍ市 道 交通 施設 尾鷲駅北西方 1.1km 法令 規制 （都）  (70,200) ⑤地域要因の将 　来予測 高台の既成住宅地域として概ね現況推移で、周辺利用も安定。高台立地の優位性はあるも、市域全体で高齢化が 進行し、また経年による住宅地品等の低下等の影響から、地価は緩やかに下落。 (3)最有効使用の判定 戸建住宅地 (4)対象標準地の 　個別的要因 方位　　　　　　　　　　　　　　   0.0 (5)鑑定評価の手法 　の適用  取引事例比較法  比準価格　　　　　　　     32,700 円／㎡  収益還元法  収益価格　　　　　　　     /      円／㎡  原価法  積算価格　　　　　　　     /      円／㎡  開発法  開発法に  よる価格　　               /      円／㎡ (6)市場の特性 　同一需給圏は尾鷲市内及びその周辺市町も包含する同種住宅地域。需要者の中心は、当該圏域に地縁を有する者で、 域外からの流入はあまり見られない。高台立地の住宅地域として、立地上の優位性を有しながら概ね現況推移。但し、 市域全体の高齢化、経年による宅地品等の低下等により、地価は緩やかな下落傾向。中心価格帯はややバラツキがある も、１０５㎡程度の土地で概ね３３０万円～３５０万円前後と判断される。 (7)試算価格の調整 　・検証及び鑑定 　評価額の決定の 　理由 　採用した資料の質及び量は共に十分であり、信頼性を有する。戸建住宅が主体の住宅団地であり、かつ画地規模が１ ０５㎡と地積過小な点から、投資採算性に見合う建物想定は困難なため、収益価格は試算しない。一方、比準価格は事 例適格４要件を有する４事例を採用し、実証性・信頼性に優れる。よって、比準価格を採用し、代表標準地の価格との 均衡にも留意の上、鑑定評価額を上記の如く決定した。 (8) 前 年 公 示 価 格 等 か ら の 検 討 ①■代表標準地　□標準地 ②時点 ③標準化 ④地域要 ⑤個別的 ⑥対象標準地の規準 ⑦ 内 訳 標準化補正 　前年標準地番号 　[　尾鷲 -1                    　] 　修正 　補正 　因の比 　較 　要因の 　比較 　価格 　　　　（円／㎡） 街路　　　　　　   0.0 交通・接近　　　   0.0 環境　　　　　　   0.0 画地　　　　　　   0.0 [前年代表標準地等の価格] 　　　　     21,900 円／㎡ [ 96.8] 100 100 [100.0] 100 [ 65.0] [100.0] 100 32,600  ⑧-1対象標準地の検討 ■継続　□新規 前年標準地の価格 　　　　　　     33,200 円／㎡ ⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一 　地点）である場合の検討 □指定基準地　□基準地 指定基準地等番号 　[　                           　] 前年指定基準地等の価格（半年前） 　　　　　　            円／㎡ ⑩ 価 格 形 成 要 因 の 変 動 状 況 [一般的要因] [地域要因] [個別的要因] 当市の地域経済・人口動態等に改善の兆しは 乏しい。新型コロナの影響等から、一部マク ロ指標も不安定。 高台の住宅団地として概ね現況推移。高台立 地の優位性を有するも、高齢化、宅地品等の 低下等の進行が影響し、地価は緩やかに下落 。 個別的要因に変動はない。 行政　　　　　　   0.0 その他　　　　　   0.0 地域要因の比較 街路　　　　　　   0.0 交通・接近　　　   0.0 環境　　　　　　 -35.0 行政　　　　　　   0.0 その他　　　　　   0.0 ⑨変動率 年間 半年間 （指定基準地等） -1.5 ％  ％