鑑定評価書

３　試算価格算定内訳

杉並 -43　宅地-2

(1)比準価格算定内訳

NO	①取引事　例番号	②所在及び地番並びに「住居表示」　等	③取引時　点	④類　型	⑤地積　　　　(㎡)	⑥画地の形状	⑦接面道路の　状況	⑧主要交通施　設の状況	⑨法令上の規制　等
a	４０１０８ -52	杉並区		建付地	（　）	ほぼ長方形	東8m区道、中間画地		準工高度地区2種 (70,200)
b	４０８０８ -8	杉並区		建付地	（　）	ほぼ長方形	西3.8m区道、南2.1m、角地		１中専高度地区2種 (70,160)
c	４０１１１ -21	杉並区		建付地	（　）	不整形	南東3.2m私道、中間画地		１中専高度地区2種 (70,160)
d	４０１１２ -35	杉並区		更地	（　）	ほぼ長方形	東4m道路、北4m、角地		１中専高度地区2種 (80,160)
e	４０１０３ -30	中野区		建付地	（　）	ほぼ整形	東3.4m私道、中間画地		１中専高度地区2種 (70,160)

NO	⑩取引価格　　(円／㎡)	⑪事情補　正	⑫時点修　正	⑬建付減価　の補正	⑭標準化　補正	⑮推定価格　　(円／㎡)	⑯地域要因　の比較	⑰標準価格　　(円／㎡)	⑱個別的要因の　比較	⑲査定価格　　(円／㎡)
a	(　 ) 652,012	100 [ 100.0]	[ 101.2] 100	100 [ 100.0]	100 [ 102.0]	646,898	100 [ 118.8]	544,527	街路　　 0.0 交通・　 0.0 接近環境　　 0.0 画地　　 +5.0 行政　　 0.0 その他　 0.0 　　　[ 105.0] 　　　　 100	572,000
b	(　 ) 554,854	100 [ 100.0]	[ 101.9] 100	100 [ 100.0]	100 [ 103.0]	548,928	100 [ 101.6]	540,283		567,000
c	(　 ) 408,263	100 [ 100.0]	[ 101.7] 100	100 [ 100.0]	100 [ 85.0]	488,475	100 [ 91.4]	534,437		561,000
d	(　 ) 453,404	100 [ 100.0]	[ 101.4] 100	100 [ / ]	100 [ 105.1]	437,442	100 [ 81.6]	536,081		563,000
e	(　 ) 588,060	100 [ 100.0]	[ 101.5] 100	100 [ 100.0]	100 [ 102.0]	585,177	100 [ 102.5]	570,904		599,000

NO	ア事情の　内容	イ月率変　動率	ウ標準化補正の内訳			エ地域要因の比較の内訳
a	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 +2.7	交通・接近　 +0.6	環境　　　　 +15.0
a	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 +2.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0
b	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -1.5	交通・接近　 +2.3	環境　　　　 +5.0
b	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 +3.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -4.0	その他　　　 0.0
c	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -2.1	交通・接近　 -0.8	環境　　　　 -2.0
c	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 -15.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -4.0	その他　　　 0.0
d	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -1.3	交通・接近　 -6.4	環境　　　　 -8.0
d	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 +5.1	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -4.0	その他　　　 0.0
e	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -1.9	交通・接近　 -1.1	環境　　　　 +10.0
e	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 +2.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -4.0	その他　　　 0.0

オ比準価格決定の理由	[比準価格：　 570,000 円／㎡]

杉並 -43　宅地-3

(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由			既成市街地内の宅地であり、土地の再調達原価の把握が困難であるため。
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格

①造成事例番号

②所在及び地番

③素地の取得価格　　　　(円／㎡)	④事情補正	⑤時点修正	⑥素地の補修正後　の価格　　　(円／㎡)	⑦造成工事費　　　(円／㎡)	⑧標準化補正	⑨時点修正	⑩造成工事費の補　修正後の価格　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100			100 [ ]	[ ] 100
⑪付帯費用　　　　(円／㎡)	⑫標準化補正	⑬時点修正	⑭付帯費用の補修　正後の価格　　　(円／㎡)	⑮有効宅地化率で　除した価格　　　(円／㎡)	⑯地域要因の比　較	⑰個別的要因の　比較	⑱再調達原価　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100		（　％）	100 [ ]	[ ] 100

⑲熟成度修正　　　　　　[ ]/100	⑳積算価格　　　　　　円／㎡
内訳

素
地

事情の
内容

月率変動率

造
成
工
事
費

標準化補正

月率変動率

付
帯
費
用

標準化補正

月率変動率

％／月

地域要因の比較

街路　　　　　　

交通・接近　　　

環境　　　　　

行政　　　　　

その他　　　　

(3)収益価格算定内訳

(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由

■ 直接法	①総収益　　　　　（円）	②総費用　　　　　（円）	③純収益　　　　　（円）	④建物に帰属する純　収益　　　　　（円）	⑤土地に帰属する　純収益　　　　　（円）	⑥未収入期間修正　後の純収益　　　　　（円）	⑦還元利回り　　　　　（r-g）
	12,714,022	2,646,343	10,067,679	6,678,000	3,389,679	（　0.9767） 3,310,699	（ 4.3 - 0.3 ） 4.0％
	⑧収益価格	82,767,475 円　　　　（　 387,000 円／㎡）
	⑨収益価格が試算　できなかった場　合その理由
□　収益還元法が適用　　できない場合その　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ

(4)開発法による価格算定内訳

(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない

開発法を適用する
場合の理由

①収入の現価の総和　　　　　（円）	②支出の現価の総和　　　　　（円）	③投下資本収益率　　　　　（％）	④販売単価（住宅）　　　（円／㎡）	⑤分譲可能床面積　　　　　（㎡）	⑥建築工事費　　（円／㎡）	⑦延床面積　　　　（㎡）

⑧開発法による価格	円　　　　（　円／㎡）

　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ

杉並 -43　宅地-4

(3)-2　想定建物の状況
①用　　途	②建築面積　（㎡）	③構造・階層	④延床面積　　（㎡）
共同住宅	121.17	ＲＣ3	357.01
⑤公法上の規制等

用途地域等	基準建蔽率等	指定容積率	基準容積率等	地積	間口・奥行	前面道路、幅員等
１中専防火高度地区2種地区計画等	60 ％	200 ％	200 ％	214 ㎡	12.6 m x 17.7 m	前面道路：区道　 5.3 ｍ特定道路までの距離：ｍ

⑥想定建物の概要

専有面積３０㎡程度の１ＤＫを各階３戸、計９戸の共同住宅

⑦有効率　 79.4 ％
の理由

同種の建物として標準的な有効率。

(3)-3　総収益算出内訳

階層	①用途	②床面積　　　　（㎡）	③有効率（％）	④有効面積　　　　（㎡）	⑤１㎡当たり月額支払賃料　　　　　(円)	⑥月額支払賃料　　　　　(円)	⑦a保証金等(月数)	⑧a保証金等　　(円)
							⑦b権利金等(月数)	⑧b権利金等　　(円)
1～ 1	住宅	121.17	72.5	87.90	3,400	298,860	1.0	298,860
							1.0	298,860
2～ 2	住宅	117.92	82.9	97.80	3,450	337,410	1.0	337,410
							1.0	337,410
3～ 3	住宅	117.92	82.9	97.80	3,470	339,366	1.0	339,366
							1.0	339,366
～

～

計		357.01	79.4	283.50		975,636		975,636
								975,636

⑨年額支払賃料	975,636 円　×　12ヶ月　＝　 11,707,632 円
⑩a共益費（管理費）	200 円／㎡　×　 283.50 ㎡　×　12ヶ月　＝　 680,400 円
⑩b共益費（管理費）の算出根拠	当該地域の標準的な共益費等により査定
⑪その他の収入（駐車場使用料等）	円／台　×　台　×　12ヶ月　＋　　＝　円

⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額）

保証金等で担保されているので計上しない。

円

⑬空室等による損失相当額 (⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))	12,388,032 円　　×　　 5.0 ％＋　　　円　　×　　％　＝　　 619,402 円
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬	11,768,630 円
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）	975,636 円　×　　 95.0 ％　　×　　 1.00 ％　＝　 9,269 円
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後）	償却年数（　 1 年）　　運用利回り（　 1.00 ％） 975,636 円　×　　 95.0 ％　　×　　　 1.0100　＝　 936,123 円
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）	円　×　　％　　×　　％　＝　　円
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰	12,714,022 円　　　　（　 59,411 円／㎡）

(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料

NO	①事例番号	②事例の実際　実質賃料　　(円／㎡)	③事情補　正	④時点修　正	⑤標準化　補正	⑥建物格　差修正	⑦地域要　因の比較	⑧基準階　格差修正	⑨査定実質賃料　(円／㎡)	⑩標準地基準階の賃料
a	４０１７　　　　-30	3,102 ( 3,035)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [ 96.0]	100 [ 97.0]	100 [100.0]	3,331	対象基準階の　月額実質賃料　　 3,743 円/㎡　月額支払賃料（　 3,450 円/㎡）　基準階 2 F B
b	４０１７　　　　-31	3,781 ( 3,699)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [ 96.0]	100 [100.0]	100 [ 97.0]	4,060
c	４０１７　　　　-32	3,335 ( 3,263)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [ 96.0]	100 [ 97.0]	100 [ 97.0]	3,692

杉並 -43　宅地-5

(3)-5　総費用算出内訳
項　目	実額相当額	算　出　根　拠
①修繕費	318,000 円	106,000,000　×　　　　 0.3 ％
②維持管理費	991,043 円	12,388,032　×　　　　 8.0 ％
③公租公課	土地　　　　　　　　　 224,300 円	査定額
	建物　　　　　　　　　 901,000 円	106,000,000　×　　 50.0 ％　×　 17.00 /1000
④損害保険料	106,000 円	106,000,000　×　　　　 0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金	106,000 円	106,000,000　×　　　　 0.10 ％
⑥その他費用	円

⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　 2,646,343 円　（　　　　　　 12,366 円／㎡）　　（経費率　　 20.8 ％）

(3)-6　基本利率等

①ｒ：基本利率

4.3 ％

⑥ｇ：賃料の変動率

0.3 ％

②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格)

40 ％

⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数

45 年

③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格)

40 ％

⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数

25 年

④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格)

20 ％

⑨ｎc：設備の経済的耐用年数

15 年

⑤ｍ：未収入期間

0.5 年

⑩α：未収入期間を考慮した修正率

0.9767

(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目	査　定　額	算　出　根　拠
①建物等の初期投資額	106,000,000 円	設計監理料率　 285,000 円／㎡　×　 357.01 ㎡　×　(100% ＋　 4.00 ％)
②元利逓増償還率	0.0630	躯体部分　　　　　　　仕上部分　　　　　　設備部分　 0.0483 ×　 40 ％　＋　0.0641 × 40 ％　＋ 0.0901 ×　 20 ％
③建物等に帰属する純収益　　　　　　　　①×②	6,678,000 円（　　　　　 31,206 円／㎡）

(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益	12,714,022 円
②総費用	2,646,343 円
③純収益　①－②	10,067,679 円
④建物等に帰属する純収益	6,678,000 円
⑤土地に帰属する純収益　③－④	3,389,679 円
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益　　　　　⑤×α	3,310,699 円　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 15,471 円／㎡）

(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　 4.0 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 82,767,475 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 387,000 円／㎡）

別記様式第一

鑑定評価書（令和 4 年地価公示）

令和4年1月14日　提出
杉並 -43　宅地-1

標準地番号

都道府県

所属分科会名

住所

杉並 -43

東京都

区部第８

氏名

不動産鑑定士　神田　直樹

TEL.

鑑定評価額

121,000,000 円

１㎡当たりの価格

566,000 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点	令和4年1月1日	(4)鑑定評価日	令和4年1月10日	(6) 路線価	[令和3年1月] 路線価又は倍率	440,000 円／㎡

						倍
(2)実地調査日	令和3年12月20日	(5)価格の種類	正常価格
					倍率種別

(3)鑑定評価の条件	更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標準地	①所在及び地番並びに「住居表示」等	杉並区和田３丁目９２番５５｢和田３－３６－３｣				②地積　(㎡)	214 ( )	⑨法令上の規制等
	③形状	④敷地の利用の現況	⑤周辺の土地の利用　の状況	⑥接面道路の状況	⑦供給処　理施設　状況	⑧主要な交通施設との接　近の状況		１中専 (60,200) 防火（その他）高度地区2種地区計画等
	1:1.5	住宅ＲＣ2	中規模一般住宅、マンション等が多い住宅地域	南5.3m区道	水道、ガス、下水	東高円寺 390m

(2)
近
隣
地
域

①範囲

東 100 ｍ、西 50 ｍ、南 40 ｍ、北 60 ｍ

②標準的使用

低層住宅の敷地

③標準的画地の形状等

間口　約　　 12.0 ｍ、奥行　約　　 17.0 ｍ、規模　　 200 ㎡程度、形状　長方形

④地域的特性

特記

事項

地区計画により建蔽率は６０
％

街

路

基準方位北　　　５
．３ｍ区道

交通

施設

東高円寺駅の南西方

390m

法令

規制

１中専
(60,200)
防火
高度地区2種
地区計画等

⑤地域要因の将
　来予測

東高円寺駅徒歩圏の既成住宅地域であり、当面は現状の地域要因下で推移するものと推察した。

(3)最有効使用の判定

低層住宅の敷地

(4)対象標準地の
　個別的要因

方位　　　　　　　　　　　　　　 +5.0

(5)鑑定評価の手法
　の適用

取引事例比較法

比準価格　　　　　　　 570,000 円／㎡

収益還元法

収益価格　　　　　　　 384,000 円／㎡

原価法

積算価格　　　　　　　 / 円／㎡

開発法

開発法に
よる価格　　 / 円／㎡

(6)市場の特性

同一需給圏は、杉並区及び隣接区において低層住宅を主体とする住宅地域である。需要者は、区内在住者もしくは地縁
を有する個人等であるが、一次取得層は区外からの転入も多い。都心への通勤等を含む生活利便性の高い住宅地域であ
りコロナ禍のなかにあっても価格水準は上昇基調で推移している。近隣地域は東高円寺駅から徒歩圏内にあるが、地域
的競争力は普通程度である。市場における中心的価格帯は小ぶりの新築戸建住宅で６千万円～７千万円程度である。

(7)試算価格の調整
　・検証及び鑑定
　評価額の決定の
　理由

対象標準地は低層住宅の敷地である。比準価格は、代替性を有する取引事例の地域的価格バランスを考慮して求められ
た実証的な市場価格である。一方、収益価格は、地価水準に相応する賃料水準の形成が遅れているため低位に求められ
ている。よって、比準価格を重視して収益価格も関連づけ、代表標準地より求めた規準価格との均衡にも留意のうえ調
整を行い、対象標準地の鑑定評価額を上記のとおり決定した。

(8)
前
年
公
示
価
格
等
か
ら
の
検
討

①■代表標準地　□標準地

②時点

③標準化

④地域要

⑤個別的

⑥対象標準地の規準

⑦
内
訳

標準化補正

　前年標準地番号
　[　杉並 -21 　]

　修正

　補正

　因の比
　較

　要因の
　比較

　価格
　　　　（円／㎡）

街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　   0.0
環境　　　　　　   0.0
画地　　　　　　  +4.0

[前年代表標準地等の価格]
　　　　 598,000 円／㎡

[102.0]
100

100
[104.0]

100
[108.2]

[105.0]
100

569,000

⑧-1対象標準地の検討
■継続　□新規
前年標準地の価格
　　　　　　    556,000 円／㎡
⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一
　地点）である場合の検討
□指定基準地　□基準地
指定基準地等番号
　[　                           　]
前年指定基準地等の価格（半年前）
　　　　　　            円／㎡

⑩
価
格
形
成
要
因
の
変
動
状
況

[一般的要因]

[地域要因]

[個別的要因]

新型コロナウィルス感染症拡大に伴う経済的
影響により景気は不透明感が強いが、都内の
不動産需要に関連する経済環境は概ね底堅く
推移している。

特筆すべき地域要因の変動は認められない。
近隣地域における不動産需要は底堅く、地価
水準は上昇基調で推移している。

個別的要因の変動は認められない。

行政　　　　　　 0.0
その他　　　　　 0.0

地域要因の比較

街路　　　　　　   0.0
交通・接近　　　  +1.0
環境　　　　　　 +14.0
行政　　　　　　  -6.0
その他　　　　　   0.0

⑨変動率

年間

半年間
（指定基準地等）

+1.8 ％

％

３　試算価格算定内訳

杉並 -43　宅地-2

(1)比準価格算定内訳

NO	①取引事　例番号	②所在及び地番並びに「住居表示」　等	③取引時　点	④類　型	⑤地積　　　　(㎡)	⑥画地の形状	⑦接面道路の　状況	⑧主要交通施　設の状況	⑨法令上の規制　等
a	４０１１２ -1	杉並区		建付地	（　）	不整形	南西3.8m区道、中間画地		１低専高度地区1種 (70,150)
b	４０１１１ -13	杉並区		建付地	（　）	ほぼ長方形	南西4m区道、南東4m、角地		１低専高度地区1種 (80,150)
c	４０１１２ -6	杉並区		建付地	（　）	ほぼ長方形	北3.8m区道、中間画地		１低専高度地区1種 (50,80)
d	４０１０３ -30	中野区		建付地	（　）	ほぼ整形	東3.4m私道、中間画地		１中専高度地区2種 (70,160)
e					（　）

NO	⑩取引価格　　(円／㎡)	⑪事情補　正	⑫時点修　正	⑬建付減価　の補正	⑭標準化　補正	⑮推定価格　　(円／㎡)	⑯地域要因　の比較	⑰標準価格　　(円／㎡)	⑱個別的要因の　比較	⑲査定価格　　(円／㎡)
a	(　 ) 559,591	100 [ 100.0]	[ 102.0] 100	100 [ 100.0]	100 [ 90.0]	634,203	100 [ 88.5]	716,614	街路　　 0.0 交通・　 0.0 接近環境　　 0.0 画地　　 +5.0 行政　　 0.0 その他　 0.0 　　　[ 105.0] 　　　　 100	752,000
b	(　 ) 579,588	100 [ 100.0]	[ 101.5] 100	100 [ 100.0]	100 [ 106.1]	554,460	100 [ 102.5]	540,937		568,000
c	(　 ) 366,467	100 [ 100.0]	[ 101.5] 100	100 [ 100.0]	100 [ 100.0]	371,964	100 [ 72.9]	510,239		536,000
d	(　 ) 588,060	100 [ 100.0]	[ 101.5] 100	100 [ 100.0]	100 [ 102.0]	585,177	100 [ 101.6]	575,962		605,000
e	(　 )	100 [ ]	[ ] 100	100 [ ]	100 [ ]		100 [ ]

NO	ア事情の　内容	イ月率変　動率	ウ標準化補正の内訳			エ地域要因の比較の内訳
a	正常	％／月 +0.12	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -2.0	交通・接近　 -4.0	環境　　　　 -3.0
a	正常	％／月 +0.12	画地　　　　 -10.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -3.0	その他　　　 0.0
b	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -1.0	交通・接近　 -3.0	環境　　　　 +10.0
b	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 +6.1	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -3.0	その他　　　 0.0
c	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -2.0	交通・接近　 -7.0	環境　　　　 -14.0
c	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 0.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -7.0	その他　　　 0.0
d	正常	％／月 +0.17	街路　　　　 0.0	交通・接近　 0.0	環境　　　　 0.0	街路　　　　 -3.0	交通・接近　 -1.0	環境　　　　 +8.0
d	正常	％／月 +0.17	画地　　　　 +2.0	行政　　　　 0.0	その他　　　 0.0	行政　　　　 -2.0	その他　　　 0.0
e		％／月	街路	交通・接近	環境	街路	交通・接近	環境
e		％／月	画地	行政	その他	行政	その他

オ比準価格決定の理由	[比準価格：　 570,000 円／㎡]

杉並 -43　宅地-3

(2)積算価格算定内訳
(2)-1　■原価法が適用できない場合その理由			既成市街地のため
(2)-2　□造成宅地内等に存し原価法の適用が可能な場合の価格

①造成事例番号

②所在及び地番

③素地の取得価格　　　　(円／㎡)	④事情補正	⑤時点修正	⑥素地の補修正後　の価格　　　(円／㎡)	⑦造成工事費　　　(円／㎡)	⑧標準化補正	⑨時点修正	⑩造成工事費の補　修正後の価格　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100			100 [ ]	[ ] 100
⑪付帯費用　　　　(円／㎡)	⑫標準化補正	⑬時点修正	⑭付帯費用の補修　正後の価格　　　(円／㎡)	⑮有効宅地化率で　除した価格　　　(円／㎡)	⑯地域要因の比　較	⑰個別的要因の　比較	⑱再調達原価　　　(円／㎡)
	100 [ ]	[ ] 100		（　％）	100 [ ]	[ ] 100

⑲熟成度修正　　　　　　[ ]/100	⑳積算価格　　　　　　円／㎡
内訳

素
地

事情の
内容

月率変動率

造
成
工
事
費

標準化補正

月率変動率

付
帯
費
用

標準化補正

月率変動率

％／月

地域要因の比較

街路　　　　　　

交通・接近　　　

環境　　　　　

行政　　　　　

その他　　　　

(3)収益価格算定内訳

(3)-1　収益還元法(直接法)の適用又は収益還元法が適用できない場合の理由

■ 直接法	①総収益　　　　　（円）	②総費用　　　　　（円）	③純収益　　　　　（円）	④建物に帰属する純　収益　　　　　（円）	⑤土地に帰属する　純収益　　　　　（円）	⑥未収入期間修正　後の純収益　　　　　（円）	⑦還元利回り　　　　　（r-g）
	12,069,857	2,695,945	9,373,912	5,938,140	3,435,772	（　0.9556） 3,283,224	（ 4.3 - 0.3 ） 4.0％
	⑧収益価格	82,080,600 円　　　　（　 384,000 円／㎡）
	⑨収益価格が試算　できなかった場　合その理由
□　収益還元法が適用　　できない場合その　　理由

　　以下、収益還元法適用の場合は、宅地－４　(3)-2へ

(4)開発法による価格算定内訳

(4)-1　開発法の適用　□　する　■　しない

開発法を適用する
場合の理由

①収入の現価の総和　　　　　（円）	②支出の現価の総和　　　　　（円）	③投下資本収益率　　　　　（％）	④販売単価（住宅）　　　（円／㎡）	⑤分譲可能床面積　　　　　（㎡）	⑥建築工事費　　（円／㎡）	⑦延床面積　　　　（㎡）

⑧開発法による価格	円　　　　（　円／㎡）

　　以下、開発法適用の場合は、宅地－６　(4)-2へ

杉並 -43　宅地-4

(3)-2　想定建物の状況
①用　　途	②建築面積　（㎡）	③構造・階層	④延床面積　　（㎡）
共同住宅	121.17	Ｓ3	357.01
⑤公法上の規制等

用途地域等	基準建蔽率等	指定容積率	基準容積率等	地積	間口・奥行	前面道路、幅員等
１中専防火高度地区2種地区計画等	60 ％	200 ％	200 ％	214 ㎡	12.6 m x 17.7 m	前面道路：区道　 5.3 ｍ特定道路までの距離：ｍ

⑥想定建物の概要

１ＤＫタイプにより構成される共同住宅、平均専有面積３０㎡強。

⑦有効率　 79.4 ％
の理由

概ね標準的。

(3)-3　総収益算出内訳

階層	①用途	②床面積　　　　（㎡）	③有効率（％）	④有効面積　　　　（㎡）	⑤１㎡当たり月額支払賃料　　　　　(円)	⑥月額支払賃料　　　　　(円)	⑦a保証金等(月数)	⑧a保証金等　　(円)
							⑦b権利金等(月数)	⑧b権利金等　　(円)
1～ 1	住宅	121.17	72.5	87.90	3,400	298,860	1.0	298,860
							1.0	298,860
2～ 2	住宅	117.92	82.9	97.80	3,450	337,410	1.0	337,410
							1.0	337,410
3～ 3	住宅	117.92	82.9	97.80	3,470	339,366	1.0	339,366
							1.0	339,366
～

～

計		357.01	79.4	283.50		975,636		975,636
								975,636

⑨年額支払賃料	975,636 円　×　12ヶ月　＝　 11,707,632 円
⑩a共益費（管理費）	150 円／㎡　×　 283.50 ㎡　×　12ヶ月　＝　 510,300 円
⑩b共益費（管理費）の算出根拠	構造・規模等を勘案のうえ、地域内における標準的な共益費を採用
⑪その他の収入（駐車場使用料等）	18,000 円／台　×　 1 台　×　12ヶ月　＋　　＝　 216,000 円

⑫貸倒れ損失（算出根拠、金額）

保証金等により担保されるため計上しない

円

⑬空室等による損失相当額 (⑨+⑩a)x空室率A(%)+(⑪x空室率B(%))	12,217,932 円　　×　　 5.0 ％＋　　　 216,000 円　　×　　％　＝　　 610,897 円
⑭以上計　⑨+⑩a+⑪-⑫-⑬	11,823,035 円
⑮保証金等の運用益（空室損失考慮後）	975,636 円　×　　 95.0 ％　　×　　 1.00 ％　＝　 9,269 円
⑯権利金等の運用益及び償却額（空室損失考慮後）	償却年数（　 4 年）　　運用利回り（　 1.00 ％） 975,636 円　×　　 95.0 ％　　×　　　 0.2563　＝　 237,553 円
⑰その他の収入に係る保証金等の運用益（空室損失考慮後）	円　×　　％　　×　　％　＝　　円
⑱総収益　　　⑭+⑮+⑯+⑰	12,069,857 円　　　　（　 56,401 円／㎡）

(3)-4　１㎡当たりの月額支払賃料の算出根拠　　　　　（　）内は支払賃料

NO	①事例番号	②事例の実際　実質賃料　　(円／㎡)	③事情補　正	④時点修　正	⑤標準化　補正	⑥建物格　差修正	⑦地域要　因の比較	⑧基準階　格差修正	⑨査定実質賃料　(円／㎡)	⑩標準地基準階の賃料
a	４００１　　　　-8	3,099 ( 3,032)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [100.0]	100 [ 92.0]	100 [100.0]	3,368	対象基準階の　月額実質賃料　　 3,527 円/㎡　月額支払賃料（　 3,450 円/㎡）　基準階 2 F B
b	４００５　　　　-31	3,409 ( 3,278)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [100.0]	100 [ 95.0]	100 [100.0]	3,588
c	４０１１　　　　-19	3,254 ( 3,186)	100 [100.0]	[100.0] 100	100 [100.0]	100 [100.0]	100 [ 92.0]	100 [100.0]	3,537

杉並 -43　宅地-5

(3)-5　総費用算出内訳
項　目	実額相当額	算　出　根　拠
①修繕費	496,500 円	99,300,000　×　　　　 0.5 ％
②維持管理費	932,545 円	12,433,932　×　　　　 7.5 ％
③公租公課	土地　　　　　　　　　 224,300 円	査定額
	建物　　　　　　　　　 844,000 円	99,300,000　×　　 50.0 ％　×　 17.00 /1000
④損害保険料	99,300 円	99,300,000　×　　　　 0.10 ％
⑤建物等の取壊費用の積立金	99,300 円	99,300,000　×　　　　 0.10 ％
⑥その他費用	円

⑦総費用

　①～⑥

　　　　　　　　　　　 2,695,945 円　（　　　　　　 12,598 円／㎡）　　（経費率　　 22.3 ％）

(3)-6　基本利率等

①ｒ：基本利率

4.3 ％

⑥ｇ：賃料の変動率

0.3 ％

②ａ：躯体割合(躯体価格÷建物等価格)

40 ％

⑦ｎa：躯体の経済的耐用年数

50 年

③ｂ：仕上割合(仕上価格÷建物等価格)

40 ％

⑧ｎb：仕上の経済的耐用年数

30 年

④ｃ：設備割合(設備価格÷建物等価格)

20 ％

⑨ｎc：設備の経済的耐用年数

15 年

⑤ｍ：未収入期間

1.0 年

⑩α：未収入期間を考慮した修正率

0.9556

(3)-7　建物等に帰属する純収益
項　　目	査　定　額	算　出　根　拠
①建物等の初期投資額	99,300,000 円	設計監理料率　 270,000 円／㎡　×　 357.01 ㎡　×　(100% ＋　 3.00 ％)
②元利逓増償還率	0.0598	躯体部分　　　　　　　仕上部分　　　　　　設備部分　 0.0466 ×　 40 ％　＋　0.0579 × 40 ％　＋ 0.0901 ×　 20 ％
③建物等に帰属する純収益　　　　　　　　①×②	5,938,140 円（　　　　　 27,748 円／㎡）

(3)-8　土地に帰属する純収益
①総収益	12,069,857 円
②総費用	2,695,945 円
③純収益　①－②	9,373,912 円
④建物等に帰属する純収益	5,938,140 円
⑤土地に帰属する純収益　③－④	3,435,772 円
⑥未収入期間を考慮した土地に帰属する純収益　　　　　⑤×α	3,283,224 円　　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 15,342 円／㎡）

(3)-9土地の収益価格　　　　　還元利回り(r-g)　　　　　　　 4.0 ％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 82,080,600 円

（　　　　　　　　　　　　　　　　　　 384,000 円／㎡）