別記様式第一 鑑定評価書（令和 3 年地価公示）

令和3年1月15日　提出 富山 -56　宅地-1

標準地番号 都道府県 所属分科会名 住所   富山 -56 富山県 富山 氏名  不動産鑑定士　宮川　裕司 印  TEL.

鑑定評価額 8,100,000 円  １㎡当たりの価格 39,300 円／㎡

１　基本的事項

(1)価格時点 令和3年1月1日 (4)鑑定評価日 令和3年1月12日 (6) 路 線 価 [令和2年1月] 路線価又は倍率 31,000 円／㎡   倍  (2)実地調査日 令和2年12月25日 (5)価格の種類 正常価格 倍率種別 (3)鑑定評価の条件 更地としての鑑定評価

２　鑑定評価額の決定の理由の要旨

(1) 標 準 地 ①所在及び地番並 びに「住居表示」等 富山市本郷新６５番５ ②地積 　(㎡) 206   (           )  ⑨法令上の規制等 ③形状 ④敷地の利用の現況 ⑤周辺の土地の利用 　の状況 ⑥接面道路の状況 ⑦供給処 　理施設 　状況 ⑧主要な交通施設との接 　近の状況 １低専 (50,80) （その他） 1:1.5 住宅 Ｗ2 中規模一般住宅が建 ち並ぶ住宅地域 北東6m市道 水道、下水 大泉 1.4km (2) 近 隣 地 域 ①範囲 東   100 ｍ、西   160 ｍ、南   200 ｍ、北    60 ｍ ②標準的使用 戸建住宅地 ③標準的画地の形状等 間口　約　　  13.0 ｍ、奥行　約　　  16.0 ｍ、規模　　       210 ㎡程度、形状　長方形 ④地域的特性 特記 事項 昭和５０年に開発分譲された 堀川南小学校校区の住宅団地 。 街 路 基準方位　北、　６ ｍ市道 交通 施設 大泉駅南東方 1.4km 法令 規制 １低専 (50,80) ⑤地域要因の将 　来予測 区画整然とした住宅団地であり、今後も現状を維持しつつ推移するものと予測する。また、経済情勢により不確 実性は伴うものの、中堅所得層の需要が多い校区であり、今後地価は横這い乃至強含みで推移すると予測する。 (3)最有効使用の判定 ２階建程度の戸建住宅地 (4)対象標準地の 　個別的要因 方位　　　　　　　　　　　　　　  +1.0 (5)鑑定評価の手法 　の適用  取引事例比較法  比準価格　　　　　　　     39,300 円／㎡  収益還元法  収益価格　　　　　　　     /      円／㎡  原価法  積算価格　　　　　　　     /      円／㎡  開発法  開発法に  よる価格　　               /      円／㎡ (6)市場の特性 同一需給圏は富山市南部の住宅地域一帯。需要者は富山市在住の３０～４０歳代の一次取得者が中心であるが、買い替 え需要も見られる。堀川南校区は中堅所得層による需要が特に旺盛な圏域であり、人口も増加している。その中で近隣 地域においても、標準的環境の住宅団地で比較的利便性が高いものの、所得・雇用関係の悪化の影響から、地価は横這 いに転じた。土地の価格は７００～１，０００万円程度、新築の戸建住宅で２，５００万円前後が需要の中心である。 (7)試算価格の調整 　・検証及び鑑定 　評価額の決定の 　理由 比準価格は、同一及び隣接校区の規範性のある住宅団地の取引事例を選択して求めたものであり、市場性を反映した精 度の高い価格である。また、収益価格は、第一種低層住居専用地域に指定された自用の戸建住宅地域で、経済合理性の ある賃貸住宅の建築が困難であることから、収益価格を適用しなかった。近隣地域においては、自用目的での土地取引 が大半であることから、比準価格を標準に、代表標準地との検討を踏まえ、鑑定評価額を上記のとおり決定した。 (8) 前 年 公 示 価 格 等 か ら の 検 討 ①■代表標準地　□標準地 ②時点 ③標準化 ④地域要 ⑤個別的 ⑥対象標準地の規準 ⑦ 内 訳 標準化補正 　前年標準地番号 　[　富山 -60                   　] 　修正 　補正 　因の比 　較 　要因の 　比較 　価格 　　　　（円／㎡） 街路　　　　　　   0.0 交通・接近　　　   0.0 環境　　　　　　   0.0 画地　　　　　　  +2.0 [前年代表標準地等の価格] 　　　　     47,300 円／㎡ [100.0] 100 100 [102.0] 100 [119.0] [101.0] 100 39,400  ⑧-1対象標準地の検討 ■継続　□新規 前年標準地の価格 　　　　　　     39,300 円／㎡ ⑧-2標準地が共通地点（指定基準地等と同一 　地点）である場合の検討 □指定基準地　□基準地 指定基準地等番号 　[　                           　] 前年指定基準地等の価格（半年前） 　　　　　　            円／㎡ ⑩ 価 格 形 成 要 因 の 変 動 状 況 [一般的要因] [地域要因] [個別的要因] 富山市南部の住宅地域は、経済情勢の悪化で 需給はやや悪化しているものの、低金利政策 の継続等から、地価が横這い乃至小幅な上昇 となっている。 堀川南校区は、転入も多く、郊外ではトップ クラスの人口の増加エリアである。一般的要 因の悪化は見られるものの、不動産需要も比 較的旺盛である。 個別的要因に変動はない。 行政　　　　　　   0.0 その他　　　　　   0.0 地域要因の比較 街路　　　　　　   0.0 交通・接近　　　   0.0 環境　　　　　　 +19.0 行政　　　　　　   0.0 その他　　　　　   0.0 ⑨変動率 年間 半年間 （指定基準地等） 0.0 ％  ％